カテゴリー「東北大(工)AO入試(II期)指導とディベート」の3件の記事

2008.08.14

指導(3):質問→まとめ→発表はディベートの技

 AO入試(II期)の指導、ディベート甲子園前はあまりに忙しくてUPがませんでしたが、指導は続いていました。毎日レジメを作成しておりました。
 この休みを利用して、少しずつUPしたいと思います。
 今回は3日目のレジメをUPしました。

 これは、ディベートの各種セミナーでアイスブレーキングとして用いられる「他者紹介」の応用です。

 やっている内容は一緒ですが、聞く内容は

  • なぜ、他の大学ではなくて、東北大学なのか?
  • 数ある学科の中で、その学科を選んだのはどうしてか?
  • 大学では何をしたいのか?
  • 卒業後、何をしたいのか?

と、志望理由書で書くべき内容であり、当日の面接で聞かれる内容です。
 この内容を、友達に説明できなければ、今後の準備はまるでダメですよねcoldsweats01

 仮に、現段階での考えが足りなくても、パートナーから質問してもらうことによって、今のうちに引き出してもらえば、後々楽になります(^^)

 それを分かりやすくプレゼンする、というのも、訓練の一つ。
 上記大切な内容、しかも自分のことを、他者から説明されることによって、志望理由としてまとめるべき内容を、更に自分の中で意識できるものにしてもらえたらと思うのです。

~~~~~

にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.23

指導(2):ディベートでの経験が形に…

 2日目のテキスト、及びその日の様子をUPしました。

 やっぱり、ディベートで培ってきたことが活かされるんだなぁ、と実感です。

 生徒の口頭発表をメモしていたのですが、終わった後、生徒たちは、僕のメモを見て感嘆の声を挙げるのです。
 そりゃ、ディベートでジャッジをすることを考えると、生徒が比較的ゆっくりと読み上げてくれる文章をメモすることくらいは容易です(^^)v
 ですが生徒にしてみると、前日指導した「メモのコツ」が「このように具体化されているのか」と。「自分しか読めない字だよ」とか「漢字をあきらめているよね(^_^;)」とか、補足説明します。

 また、生徒は、自分が喋ったにもかかわらず僕がメモを取れていない点などに気づいたようで、「俺、滑舌悪いからなぁ」とか感想を言っている生徒もいました。

> 【課題5】
>  発表を聞いて、要約された内容の分かりやすさ、及び説明の面白さを加味して、誰が1番・2番であったかを、別な紙に書いて下さい。

 相互評価による向上をもたらす仕組みは、『書き込み回覧作文』の実践からヒントを得ています。

http://nako-p.cocolog-nifty.com/debatable/2006/01/3_6e71.html

& 本家池田修先生の『書き込み回覧作文』実践
http://homepage.mac.com/ikedaosamu/kokugo/sakubunn/kakikomikairann-sakubunn.htm

 6人からの投票で上位2位まで入った2人は、 「メモのコツ」で伝えた『ナンバリング』を活用して面白さを伝えてきました。しかもそれによって「どこが面白いか」をピンポイントで抜き出し、それを解説する形になっているので、確かに聞いていても「それは面白いねぇ」となりました(^^)
 また、昨日習ったことをすぐに活用するところなど、「生徒もやるねぇ」と思ったのでした(^^)

> … … (わざと紙を分けて、後から渡す) … …
>
> 【課題6】
>  今回発表した内容は、人類や人間社会とって、どのように役立っているのか、3つ挙げなさい。また、その内容によって懸念される人類や・人間社会にとってのデメリットや問題点を2つ挙げなさい。
>
> 《目的》
>  物事には必ずしも、良いものだけがもたらされるわけではない。多面的に、かつ柔軟にものを考える訓練を積もう。
>  また、君たちが志望している“工学部”は「Technology」を学ぶ学科であり、Scienceを応用して人類や人間社会に有益なものをもたらすことが目標であるので、常に、研究対象と私たちの身の回りの社会との繋がりが考えられるようになることが大切だ。
>
> (補足)は
> 「3つ考えなさい」とした時に、2つまではすぐに思いつくかもしれないが、3つめがなかなか思いつかない。

 生徒たちは「理学部」と「工学部」の違いを明確にできていないことが多いので、ここで明確にしておきます。

 「3つ挙げる」は、ディベートの基礎訓練(メリットを考える)やアイスブレーキング(セミナーの最初に行う)などで使われる「いいこと3つ」の応用です。(これを、岡山さんか西部さんから習ったような気がするのですが…原典、どこにありますかねぇ?情報をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さいm(__)m>ALL

 ただ、『ニュートン』で紹介しているような科学技術に関して、「デメリットも考えてみよう」は、実は難しいかも…(^_^;)

 生徒に感想を聞いてみると、順ぐり考えるきっかけになっているようです。
 また明日も頑張ります(^^)

~~~~~

にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.07.22

ディベート指導を応用したAO入試指導

 今まで様々な方々からご教授いただいたディベート指導に関するノウハウと、物理教員として本校で12年、生徒と共に取り組んだ東北大推薦I&AO入試の指導の体験を、ここで一つの形にして生徒に還元するしかない、という意欲と使命感で取り組み始めました。

 海の日ということで世の中は休日、関東や東海地区ではディベートの地区予選があり、様々なドラマが展開されていただろう、という最中、高3理系の受験コース担任&物理担当として、物理の講習をしていました。
 今年の生徒たちの中には、難関大学を第1志望にしていて、実際に合格しそうな勢いの生徒が結構いて…方々から若干プレッシャーもあり…「足を引っ張ってはいけない…」と、更に1段階工夫した講習を実施すべく、準備をして行いました。あぁ、生徒は一生に一度あるかないかの大事な時なのですが、それをほぼ毎年付き合う私達って…weep。で、工夫した甲斐があって、比較的良い感じだったと思うのですが、今日もまた継続してトライします。

 そのような関係で、折角の全国大会出場枠を得た中高ディベート部の指導は、半分だけ御手伝いして、「後は任せたぞ」…という感じです。最も、ここから先はどれだけ自主的に取り組めるかどうかがポイントだと思いますので、近くにいてたまに助言はするけど、隣の部屋で自分の仕事をしている…くらいが丁度なのかもしれませんcoldsweats01

 そしてもう一つ、タイトルにあるように、「ディベート指導を応用したAO入試指導」を開始しました!

 詳しくは【 こちらをご覧下さい。

 6人もいますので…逆に6人いっぺんだからこそ効果のある方法を、ということで、取り組みを開始します。
 もちろん、全員合格するとは限らないのですが、それでも、指導の過程の中で、生徒たちが何かを得てくれたら、と思っております。

 ・・・ゆくゆくは6人全員に、一応ディベートができるようになってもらおうという野望や、
 ・・・この取り組みを公開することによって、ディベートについての認知度や評価が高まれば、とか淡い期待を抱いたり・・・coldsweats01

-----

 ちなみに、昨日から実践を始めるにあたって、仙台の丸善で下記の本を購入しました。

 この本の著者の新田真之介さんはディベート甲子園でも大活躍した方です。
 ディベーターの目から見た分析に基づく実践は間違いなく参考になると、ネットで在庫を確認して買いに行きました。

 いやあ、若くして本を出版できるなんて羨ましい!
 僕もディベートの指導方法に関して本を出版してみたいなぁ、とか思うのですが、そんな大それたことをする前に、『Online-Debate(オンラインディベート)』を活用して、まずはネットでノウハウをまとめたものを公開するとか、できるところを小さく前進させなくては。

 この本、残念なのは、文系受験の体験記であることです(仕方がありません(^_^;))
 必要な方は是非、お買い求めください。

==================================

書名 『AO(FIT)入試で慶應大学法学部に合格する!』

著者名 新田真之介・矢島里佳/著
出版社名 エール出版社 (ISBN:978-4-7539-2770-8)
発売予定日 2008年06月17日
予定価格 1,365円(税込)
本の内容 慶應大学法学部のFIT入試って何? 地方在住の受験生にはわかりづらいAO入試のしくみと攻略法を先輩合格者が本音で語る。

Yahoo!ブックス
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/r0347614 

セブン&ワイ
http://www.7andy.jp/books/detail/?accd=R0347614

※ちなみに、出版社側のミスで書名(タイトル)と著者の漢字がまちがっていますが、すぐ訂正されると思います。
================================== 

~~~~~

にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)