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2015.07.20

(教員免許更新)I-2:社会の変化と教師の役割

『教育の最新事情』
第Ⅰ部 社会の変化と教師の現代的役割 
第2章 社会の変化と教師の役割

陣内 靖彦(東京学芸大学名誉教授:2015年2月ご逝去)

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《我が国における“教師像”=「教師らしさ」とはなにか?》を、少年漫画に描かれた教師像を材料にして考える、とういアプローチです。3つの類型が挙げられています。
(1)師範的教師像(例:『赤銅鈴之助』の千葉周作先生(←指導者))
(2)仲間的教師像(例:『東大一直線』の「チョンマゲ」(←同行者))
(3)アウトロー(不良)的教師像(例:『GTO』の鬼塚英吉(←代行者))

マンガは、子どもの視点から描きやすいですから(^^)
|その他、テレビドラマや小説にも、色々描かれています

次に、この国において、《教師はいかに語られてきたか》について、3タイプ挙げられています。
(1)人物論(人格論・精神論)←戦前
 理想的な教師の人物像を描くもの(人格の高潔さ、子どもの模範
(2)職業論(制度論)←高度成長期まで
 教師聖職者論(自民党)、教師労働者論(社会党(当時))、教師専門職者論(ILO・ユネスコ)、など
(3)教育行為論←高度成長期以降(成熟期)
 1980年代半ばからは,不登校,いじめ問題,校内暴力など学校問題が頻発して、職業論ではカバーできない「学校はいったい何をするところなのか学力をつける?集団生活の訓練をする?人材の養成と選抜をする?)」&「社会が教師に期待する役割とは何か教育サービスの提供)」という観点が、改めて問われだした。

 最後に陣内先生は、これからの時代に求められる教師像の将来様々な選択肢があるが…)を展望する上で、まずは教員給与(教員という職業の社会的処遇)に着目し、またアメリカの教育社会学者モーラーが提案した「人格的リーダーシップ」と「制度的リーダーシップ」から示唆を得て、その末に「新しい専門職者集団」(教師←プロ(超人)的教師像?)(例:『ドラゴン桜』『暗殺教室』)としての教師像を参考にして頂くべく提案したい、とのことでした。

「教員」+「師匠」=「教師」
|上記3つを区別して考えるべき、とのこと。

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|それを踏まえて、最初の《我が国における“教師像”》を振り返ると
|寺子屋「師匠」
|↓
|学校「教員」
|↓
|学校の「先生」

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