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2014年3月23日 - 2014年3月29日の1件の記事

2014.03.23

効果的な「ミニッツペーパ」「リフレクションカード」を考える

 先日、山梨大学准教授の塙先生から、アクティブ・ラーニング形式の授業・講義に併せて「ミニッツペーパー」を取り入れて…という話を伺いました。
 実は「ミニッツペーパー」という用語を初めて聞いたので、調べてみると、要は活動の感想の短いレポートですね。
 それでしたら私も、様々な企画の後に、感想等を書いて頂いています。

 大切なのは、
書き手の負担を小さくする
・短文であっても授業者(企画側)に有意義な情報を得る
⇒そのための質問と用紙を工夫する

ことかと思います。

 調べてみると、大学の講義・授業では、この「ミニッツペーパー」が機能していなさそうです。
ミニッツペーパーは役に立つのか
 ミニッツペーパーを準備して書かせて回収して読む、という一連の手間に比べて、得られる情報が少なく、徒労に終わる、ということですよね(^^;

 また「ミニッツペーパをケータイで行なう」という発表もあったようです。
 ですが、2014年の現在、さほど広まっていないことを考えると、やはり、ケータイを利用しても授業改善に有意義な情報が得られなければ、普及しませんよね(^^;
 スマートフォン時代に、新たな展開が生まれるでしょうか?

 こちら『オンラインミニッツペーパ』の普及具合は、いかがでしょうか?

 一方で高校の実践をみますと、アクティブ・ラーニングの実践で有名な小林昭文先生のリフレクションカードが、有効度では一歩リードだと思われます。

 こちらの実践のように、自由記述のリフレクションカードに積極的に記述してくれる生徒たちが割合的に高ければ、リフレクションカードを用いた授業改善が期待できますが、毎時間集めて処理するのは大変でしょうし、毎時間課した場合に、段々と書かれる情報量が少なくなっていくことが考えられます。

 更に中学校ですと、「文章を書く」というねらいも合わせて、ノートを作成させるようです。松戸市立小金中学校のサイトが見つかりました。

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 さて、授業改善のために、効果的に情報を集めるには、“効果的に情報を集めるための質問”を準備することが大切だと思います。

 特に「この時間にあなたは何を学べましたか?(今回得たもの・参加することで分かったことは何ですか?)」の質問を準備することは大切です。
 それは授業者や企画側の“意図が相手にどれくらい伝わっているか”は、相手から聞かないと分からないからです。
 意図したことが伝わっていない、ということを把握して初めて、授業や企画の改善点が見えるはずなのですが、皆さん、感想とか良かったこと・改善点など、授業や企画の改善点が見いだせそうで実は見いだせない質問をしているので、ミニッツペーパーやリフレクションカードがうまくいかないのでしょう(^^;

 私は、学校で行われている実験教室の感想を得るのに用意しているフィードバック用紙では、
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・実験で学んだこと(教科的な内容)
 加えて、わからなかったことなど
・実験をすること&してみての感想
・今後の実験教室に期待すること
 (担当者にお願いしたいこと、など)
・その他の感想や要望(あれば)

※書ききれない時には裏面に
----------
の4つの質問を挙げ、B5の半分の紙に書いてもらいます。紙の大きさも、書き手の負担に関係します。
 またタイトルも「フィードバック」が目的であることを全面に出し、書いたら改善される可能性があることをさり気なく訴えてます(^^;

 更に、この4つの質問の全てに回答しなくてもいいのですが、少なくとも1つの質問には答えてください、とします(^^)
 このように、書き手の負担を極力小さくして、有意義な情報を得る、という工夫は実は、授業者(企画側)の負担減にも繋がるのです(^_^)

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