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2012年10月21日 - 2012年10月27日の2件の記事

2012.10.23

私見:デジタルならではの教科書及び授業の設計

 デジタル教科書及びICT教材を用いた授業実践を見聞きし、多くの先生方及び書籍から学んだことが、ここにきて1つに繋がりましたので、私なりにまとめてみました。

★ キーワードが4つ ★

《学び手主導の学習》 《教科を越えた多角的な学び》

《目的は“アナログの学び”の充実》 《デジタルに“仕込む!”》

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☆(1)与える側と受ける側の立場の逆転⇒《学び手主導の学習》に

【好例・買い物の変遷】

○(本校のT先生より)
 以前は、業者の方が売りに来た。
 今の時代は、欲しい物を、買い手が、自ら探して、買う時代。

 教育も、学びたい内容を、学習者が自ら探す時代になるのでは?

 それは教える側(教員側)も、授業をするために、学びたい(手軽に情報を得たい)(特に良い指導案の入手が可能であることが望ましい)

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☆(2)《教科を容易く横断する多角的な学び》の実現(←(1)に加えて)

【例・教科横断の学びというニーズ】

○*学ぶ側の場合(私より)
 物理で、三角関数の公式を用いて解く問題がある
 →三角関数が分からない生徒には、数学の教科書にジャンプする仕組みがあれば助かる
 →公式のみならず、その公式がどのように導かれて公式となるのか、というところまでジャンプできれば、基礎からの理解に繋がる
 →そのジャンプ先から“順々に戻れば”、「物理の問題」という最初のつまづきが解消され、そこからの学習が進められる=生徒が自力で問題の解消ができる仕組みが望ましい。

○*教える側の場合(本校のN主任より)
 教科書で扱った英文が、アメリカンフットボールだった。
 英語の一番得意な先生が、アメリカンフットボールについての知識がなかった。すると、英語はわかるが、内容が分からない、となる。
 →そこで、学習内容を、“教科を超えて”学べる仕組みが構築できればいいのでは?

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☆(3)デジタルを用いて、《アナログの学びの充実》を!

【アナログの学びこそ本質!そのためのデジタル】

○(大阪での『第5回デジタル教材勉強会』に参加して、そこで学んだ内容より)
 「アナログが7、デジタルが3」
 浮いた時間を、アナログ的な学習に充てる=授業の充実

#デジタルの割合が低ければ、導入の垣根が低い
#(↑これは教育現場にとって、とても重要!)

○(酒井 邦嘉 著『脳を創る読書』p.179~180より)
 「記憶に残すためには、入力を制限して繰り返しに徹することが何より大事なのだ。(中略)電子教科書を通して多量の情報が次々とやってくる状況では、そもそも記憶に定着する暇がないから、学習にならないのである。消化する前に次の情報が来てしまうので、それが大事な情報かどうかすら生徒には分からない。(中略)
 したがって、電子教科書を使うようになったら、考えるための時間、そして表現力を伸ばす時間をむしろ多くとらなくてはならない。表現力を伸ばす時間とは、実際に手を動かして文字を書いたり、絵を描いたり、ものを作るといった時間のことである。そうした時間を意識して作らなければ、まず間違いなく電子化の波に流される。インターネットへの接続を物理的に断ち切り、授業時間は考えることだけに集中させるのである。考え、そして表現するための教育の機会を失ってしまったら、人間的な想像力が身につかないまま大人になってしまう。電子化のために子どもの教育権を放棄してはならない。」

 ⇒むしろ、アナログの学びの質的充実がなければ
  デジタル教育の導入は、失敗の方向に向かう!

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☆(4)アナログの学びを高めるために、デジタルに“仕込む!”

【デジタル教科書側に予め“仕込む!”】

○(上記T先生より)
 現状としては、一部の研究開発校しか意見をすることができない。
 教科書会社としても、広く多くの先生方&教育現場で活用してもらうデジタル教科書にするには「そもどのようなものを作成すればいいのか?」が、わからない。

 ⇒「今ならば、教科書の内容に、教員側が意見することができる」&「使いたい形のデジタル教科書が提供されたら、授業に活用できる!」

【授業前に“仕込む!”】

○(SEのWさん)
 教員の得意なところは、『事前準備』(←授業の“仕込み”)
 空いた時間で準備をして、その状態で教室へ行って、効率良く授業ができる仕組みが望ましい。

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2012.10.22

Ustreamで『宮城ディベート“楽しみ隊”』例会の様子を

 この度『宮城ディベート“楽しみ隊”を』、リニューアルして再開させます。
  http://debate.on.coocan.jp/mdc/

 久々の例会を開催しますので、ご案内差し上げます。

■第33回例会■
○2012年10月28日()14時~17時
○場所: 東北学院中学高等学校・物理室(仙台市宮城野区小鶴字高野123番1)
○論題:「日本は硬貨・紙幣を廃止し、電子マネーに移行すべきである。是か非か」
*電子化された通貨には、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、オンライン、オフラインの電子マネーを含むものとする。
(2012年東北地区【共通論題】)
※参加希望の方は『こくちーず(告知's)』の第33回例会用フォームから申し込みください。

◆その次の例会(第34回例会
 12月2日()に実施予定です。

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 なお、当日お越しになれなくても、当日の決勝の様子をUstreamで配信することにいたしましたnote
 ただし視聴にはパスワードが必要ですので、まずは上記例会用フォーム同様に参加申し込みの手続きをして頂き、その際『*参加形態』にて「バーチャル参加希望」を選択してください。

 このUstreamでの配信により、実は、ディベートのスキルを様々な形で向上させたいという方のニーズに応えることが出来るのではないかと思っております。
(詳しくは→ http://debate.on.coocan.jp/mdc/virtual.html

 以下に示すような方々を想定しています(^_^)

★ ディベート初心者の皆さん
「ディベートって何?どうすればできるの?」という方からのご意見を伺い、応答いたします。

★ 現役中高生の皆さん
ディベートについて考える機会を増やすことに繋がります。

★ ディベートの指導者の方々
Ustreamでのディベートを元に、何をどのように指導するのかについての意見交換ができれば、実際にディベート甲子園シーズンになってから活かせます。

★ 若手のジャッジの方々
講評・判定練習の場としての活用して頂けると幸いです。

◆ 教員
 昨今、新カリキュラムで言われる『言語活動の充実』のため、「ディベートを授業に取り入れたい」という方に対して、総学パックとセットになったサポートをさせて頂きます。

□ その他、気軽にディベートを楽しみたい方
配信されたディベートを気軽にご覧ください(^^)

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 ディベートを多くの方々に知ってもらい、そして様々な場面で”お役に立つ”のであれば幸いです。
 現地参加&バーチャル参加、両方とも参加者大募集&大歓迎でお待ち申し上げます。

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