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2012年9月2日 - 2012年9月8日の2件の記事

2012.09.05

コンピュータ活用に因る効率化の幸せは、幻(夢)?

 読書感想「『超デジタル時代の「学び」』を読んで」の(2)です。

4~5ページ

「コンピュータを活用すれば効率的に仕事が進み、余った時間をのんびりと自分の好きな趣味や家族と団らんに費やすことができる。このような「夢のような話」はバブル経済と崩壊とともに消え去り、あいかわたず過酷な残業をこなす日々に人々の心はすっかり疲弊している。人々の「ストレス」は増大し続け、自殺や悲惨な事件が毎日のようにマスコミで報道される。
 このような社会に対し多くの人々が閉塞感を持ち、多くの人々が疑問を感じ始めている。デジタル時代が求めていた「グローバル化する社会」の中で繰り広げる世界一になるための熾烈な競争。短時間でできるだけ効率的に仕事をこなすことが素晴らしいという価値観、テクノロジーが人類を幸せにするという確信、人間がコントロールすることにより自然は維持されるという発想、そして「あいまい性のない正しい知識をひとつひとつ系統的に積み重ねてゆこう」とする知的スタイル…これらの「常識」に対し、多くの知識人が疑問を持ちはじめ「生活を昔に戻そう」ちう趣旨の言葉を繰り返している。「エコな生活をしよう」「村の暮らしを取り戻そう」「コンピュータを捨てて畑を耕そう」…そんな声をしばしば耳にするようになった。
 そして2011年3月11日「東日本大震災」が起こった。
(中略)(注:著者の渡部先生(東北大)は被災地・仙台に暮らしています)
 確かに、コンピュータを始めとするテクノロジーは私達の生活を便利にしてくれた。そして私たちは「便利な生活」をおくれることはとても「幸せなこと」だと感じていた。しかし、本当に便利な生活をおくることはとても「幸せなこと」なのだろうか?便利な生活、効率的な仕事を行うこと、効率的に学ぶこと…それは本当に「幸せ」なことなのだろうか?」

 思い当たるフシがいろいろあります。
 個別に反論も可能だとは思うのですが、このように、今のデジタル時代を、一旦まとめて頂けると、世の中の見方が整理される気がしました。

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2012.09.04

『超デジタル時代の「学び」』を読んで(1)

 ネット上で紹介があって、『超デジタル時代の「学び」─よいかげんな知の復権をめざして─』を読みました(^_^)

 ICT(情報・通信ネットワークとこれらの技術)教育望ましい姿とは…を考える前に、“ICTがないアナログの教育”=昔ながらの教育、がいかなる教育であったのか、を今一度認識することが大切だと気づきました!

 アナログの教育がどのようなプロセスでどのように学ぶのか、を把握し、その中で「そのプロセスであれば、ICTを用いたら具体的に望ましい変化もたらされる」と、ICTの特徴を活かすことができます。この当然なことを再認識しました。

 また、「昔ながらの教育を変える必要はない」という意見の方も多いでしょうが、今の時代はICT機器の発展もめざましく、“アナログをまるごと扱う”ことを可能にしています(それを“超デジタル教育”と著者は述べています)
一方で、アナログの膨大なデータの中から、デジタル的に抜き出したほうが分かりやすい、ということも有り得ます。

 この年で読書感想文なのですがcoldsweats01、本を読んで気づいた、身の回りの基本的なことを、まとめておきたいと思います。

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