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2012年6月10日 - 2012年6月16日の4件の記事

2012.06.15

“世界の100人”に選ばれたOBの、実体験からの言葉

 米TIME誌2011年「世界で最も影響力のある100人」に選出された本校OBの菅野武君が、創立記念日に行われた講演公演で、当時の様子を話してくれました。

本校のサイトでは、創立記念礼拝の様子と、記念講演の一部が、動画で御覧いただけますslate

 私の中で一番印象に残ったのは、下記の発言です。

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 (津波の被災地では)施設は流されたが、人々の繋がりは残った。

 モノはなくなったが、こうして命が残っている(人もいる)
 「人の輪の力」は、素晴らしい!

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 残された“形のないもの”が、大いに役立ち、私たちはそれに助けられました!
 それを、改めて思い出して、とても共感しました!

 菅野君は「自分は特別な人間ではないのだけれども、選ばれたということは、被災地の現状を伝える役目が与えられたのかな」と考えて、方々でその経験を語る決意をしたそうです。

 「実際には怖かった」「逃げ出したかった」「自分の命もどうなるか…危険だと思った」と、津波が襲ってきた時の正直に語ってくれました。
 しかし「今できることを全うしよう」という気持ちになって、行動したそうです。

 ヘリで助けられて、病院ほか地上を空から見た時にようやく「助けてもらった」という実感で、涙が出たそうです。

 本校は今の土地に移転して8年目に入っているのですが、移転前は「地盤が弱く、宮城県沖地震が来たらどうする?」と、会議で揉めました。
 そのような議論を踏まえ、生徒のいる場所はパイプを強力に埋め込んで地盤を強化した結果、3.11ではガラス1枚割れずに、教職員も生徒も誰一人かすり傷を負わずに済みました。

 そのような“実際には津波を体験していない”私達にとって、現場の実体験を受け止める機会を持てたのは、貴重でした!

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2012.06.14

(身近な統計1)論より数字、勘より統計

 放送大学の番組から学んでいる話です。

身近な統計
1.論より数字、勘より統計 ~私たちの身近で活躍する統計情報~

#「身近な統計」の第1回は、テキストに書かれていない内容が
#多く登場しました。今後もそれが続くのかな?

 まずは、ナイチンゲールの功績から。
 クリミア戦争の時に看護師団のリーダーであったことは有名ですが、戦争でのケガによる死<病院での感染死という野戦病院の実情を客観的に政府に訴え、改善させたそうです。
 彼女の言葉は「神の御心を知るには統計学を学ばなければならない。」…目の前のことにとらわれがちだが、全体に目を向ける必要がある、とのことでした。

 ナイチンゲールは1859年に女性として初めてイギリスの王立統計協会の女性会員に選ばれ、その16年後には米国統計学会の名誉会員となっているそうです。初めて知りました!

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 この講義は、「エビデンスに基づく統計思考力」を養い、複雑そうに見える事象についても“説明責任を果たせる”ようになることが目標です。

 そもそも「統計」という言葉は「総べて計る」の意味で、「将来的な予測の“羅針盤”」となるものです。

 実例として、スポーツのデータ分析が挙げられました(プロ野球 Jリーグ)
 分析結果は選手育成などに使われているそうです。

 ダルビッシュの球種分析が面白かったです!
 確率(期待値)で言えば、送りバントの期待値は、ヒッティングによる得点の期待値よりも小さいというのも、知りませんでした!

 また、サッカーの1点は、野球の3~4点に該当し、加えてサッカーは先制すると、85.6%の確率で負けない(勝利or引き分け)というのも、わかりませんでした。

 以前は

データ+統計分析⇒情報(が得られ)→個人の意思決定(が為される)

というものでしたが、現在は

POS
EOS
アクセスログ⇒大きなデータベース(が構築され)+データマイニング(統計分析や人工知能)(を加えることで)⇒情報(が得られます)→戦略的意識決定(という強い方向性が見いだせます)

「21世紀型ワークスキル」というのは「問題解決」「知的発見」と言われます。それは“モノ・カネ・サービスの計量分析的管理”ができるということです。

 《Data Scientist》となる学びを、進めてまいりましょう!

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2012.06.12

もしも、愛が神から出なかったら…

ヨハネの手紙 一 4章7節
「愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。」

 先日、朝の礼拝が英語礼拝で、日本に来ている宣教師の方が「愛は私たちの周りで生み出されているのではなく、神の元から降りてきているのですよ」と力説していました。

 その時まで気が付かなかったのですが、もしも、愛が神から出されず、私達のところにもたらされなかったら、人間は社会を保つことができないのでしょうね。人々は、自分が生きること、子孫が生き延びることだけを考える、荒れた社会になるのかもしれませんね。

 「互いに愛し合う社会の貴さ」を、改めて感じます。

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2012.06.10

「ICTを使おう」という場で、実は参加者は使っていない

 6月8日(金)と9日(土)と、NEW EDUCATION EXPO2012に参加して学んできました。
 具体的には教育現場にICT(情報通信技術)をどのように導入し、それによって授業形態がどのように変わるのか、ということについて、多くの事例紹介や提言等にとって学ぶ、というEXPOでした。

 最初に参加したマイクロソフト副社長Anthony Salcitoさんの「21世紀の学びに向けた世界の教育改革の動きと日本」という特別講演、及びそれを受けたパネルディスカッションで、おおよそ、このEXPOで学びべき方向性が掴めました。

 その方向性は「学校現場においては、ICTのテクノロジーと学びの方法がセットで変革なされるべきである」ということです。

 講演の後のパネルディスカッションも素晴らしく、私も上記のような授業改革の夢を実現させたい、と思いました。
 しかし同時に、素晴らしい話を理解できたからこそ、現状は全然、変わろうという方向に進もうとしてはいない、と悟りました

 それは、このEXPOがICT教育を提案しておきながら、EXPO自体がICTを活用したEXPOになっていない、という事実です。

 それは結局、発表者が話して、多くの参加者が聞く“一斉授業”という根本の形態が、昔から変わっていない、ということです。

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 ある研修会に参加した時のこと、講師の講演の後での質疑応答で、ある方が挙手をして質疑を始めたのですが、5分くらい、その方は自説を語った上で質問をしました。
 「その方の話を聞くために今日来たのではない!」と、時間の無駄
を感じるのと同時に、質疑応答とはシステム的に、質問をする側の配慮がなければ、有意義な時間にならない、というリスクがあるものです。

 そのような問題意識を持った状態で、2000年に「教育と地域の情報化を考えるシンポジウム」SPER2000 in MIYAGI」 というイベントに関わりました。
 そこでは、会場の観客席にLANケーブルを張り巡らせ、自分のPCを持参して接続すれば使用でき、専用のBBSを準備して、講師の講演の内容について、リアルタイムに質問を書き込んでもらう、という仕組みを整えました。

 まさに、“ICTを活用したシンポジウム”の実現です。

 しかしながら、この斬新的な仕組を、当時の私が至らなかったところもあり、十分に活用できませんでした
 更に、PCを持参した方と持ってなかった方との間に“デジタルデバイド”が生じ、それに対する配慮が欠けていたことで、かなりなお叱りを受けました。自分にとっては苦い思い出です。

 ですが“参加者側にICTの恩恵がある”状態を創りだしたことがある、という経験が、私にはあります

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 そこから12年が経ち、テクノロジーは進化して、ICTの活用方法に対する目も養われているはずですよね。

 ですが、それを推進しましょう、というEXPO自体は、古いコンセプトのまま、なんです。
 参加者としてICTを活用する経験がなければ、“生徒がICTを活用すること”について思いが及ぶようになるのは、まだまだ先でしょう!

 みんながいいこと言っているのにも関わらず、やっていることはその“いいこと”に向かっていないって、虚しいなぁ、という思いになりました。

 ただ、最初に述べた通り、今掲げるべき目標は「学校現場においては、ICTのテクノロジーと学びの方法がセットで変革なされるべきである」であると思っておりますので、その方向に行くことを目指して、考えを温めていたいと思います。

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