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2012.12.08

学力差が開くポイントは、学年ごとに異なっている!?

 「小学校の学びと中学校での学びとでは、どこかで質が変わる…?
 「『中学校の学習スタイルを続けていたら、高校で行き詰まった!』という話を聞く。どうしてだろうか?

…といった、生徒たちの学習が行き詰まるポイントについて、漠然と思っていたことがありました。

 本校には、以前公立の中学校で校長を務めたH先生が、非常勤として勤めておられます。
 昼食時にふと、H先生に、上記について伺ってみました。

 すると、私の想像以上の答えが来ました。H先生は流石です!

 私とH先生の意見をまとめると、下記の通りです。

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★学年ごとに異なった、理科の学力差が開くポイントが、ある

・中1夏休み
 教科が原因ではなく、性格に拠る差(頑張れるか、すぐに諦めるか)
 基本的には、小学校~中2夏休みまでの範囲は、努力でカバーできる!

・中2夏休み以降
 電流やイオン、力など、“直接は目に見えないもの”を習った時に、つまづかないか?

・中3
 視点を変える(例:太陽系の惑星の見え方)、俯瞰する、違う立場を考える、ことが出来るか否か?

・高1後半
 暗記だけでは行き詰まる(点数を稼げない)問題を克服できるか?
 (例:数学ですが、展開はできても、因数分解は苦手、など)

・高2
 公式が使えない問題でも、知っている知識を使って答えにたどり着けるか?
 (例:運動エネルギーを公式で直接は求められないが、力学的エネルギーから摩擦の仕事を“引き算”して求める、など)

#中2、高1後半、高2のものが、私の意見です。

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 こうしてみると

●中学では、直感的な理解から、(頑張って)考えて理解するという“学びのシフトチェンジ”への努力ができるか?

●高校では、理解しているものを用いて、論理的に考えて、答えが見えていないものを見いだせるか?

ということで、発達段階に合わせて学習指導要領が進行して、より高度な理解を求められていることがわかります。

 それに合わせて、学習方法=「理解する方法」を段々に高めないと、学習内容に見合った理解にたどり着かない=“つまづく”のではないか、というのが、今の私の見解です。

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 これが正しければ、学びに躓(つまづ)いている生徒への接し方にはコツがあると思われて

◇中学生に対しては、教員側も粘り強く、「頑張ろう!」という気持ちを引き出すこと、その頑張りを損なわせないことが重要

◇高校生に対しては、答え(答えを教えること)が大切ではなく、答えにたどり着くプロセスへの気付きをもたらす、教員側の“寄り添う姿勢”が重要

という若干の違いに、教員側も自覚している必要があるように思えるのです!

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 ご意見を頂戴できれば幸いですm(__)m>ALL

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追伸:大学では更に高度な学びが求められます。

・大学
 答えのない問題に果敢に取り組み、正解がなくとも最善解を見いだせるか否か?

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