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2012.06.15

“世界の100人”に選ばれたOBの、実体験からの言葉

 米TIME誌2011年「世界で最も影響力のある100人」に選出された本校OBの菅野武君が、創立記念日に行われた講演公演で、当時の様子を話してくれました。

本校のサイトでは、創立記念礼拝の様子と、記念講演の一部が、動画で御覧いただけますslate

 私の中で一番印象に残ったのは、下記の発言です。

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 (津波の被災地では)施設は流されたが、人々の繋がりは残った。

 モノはなくなったが、こうして命が残っている(人もいる)
 「人の輪の力」は、素晴らしい!

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 残された“形のないもの”が、大いに役立ち、私たちはそれに助けられました!
 それを、改めて思い出して、とても共感しました!

 菅野君は「自分は特別な人間ではないのだけれども、選ばれたということは、被災地の現状を伝える役目が与えられたのかな」と考えて、方々でその経験を語る決意をしたそうです。

 「実際には怖かった」「逃げ出したかった」「自分の命もどうなるか…危険だと思った」と、津波が襲ってきた時の正直に語ってくれました。
 しかし「今できることを全うしよう」という気持ちになって、行動したそうです。

 ヘリで助けられて、病院ほか地上を空から見た時にようやく「助けてもらった」という実感で、涙が出たそうです。

 本校は今の土地に移転して8年目に入っているのですが、移転前は「地盤が弱く、宮城県沖地震が来たらどうする?」と、会議で揉めました。
 そのような議論を踏まえ、生徒のいる場所はパイプを強力に埋め込んで地盤を強化した結果、3.11ではガラス1枚割れずに、教職員も生徒も誰一人かすり傷を負わずに済みました。

 そのような“実際には津波を体験していない”私達にとって、現場の実体験を受け止める機会を持てたのは、貴重でした!

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追伸:
 菅野君は、僕が新任で本校に勤めた時の、最初に教えた生徒のうちの1人でしたので、結構よく覚えていたのですcoldsweats01

 また菅野君の話の中には、ほかにも示唆に富む話がありましたので、また改めて紹介しますhappy01

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