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2011.07.11

非演劇主義指導は、放任主義か?

 昨日のディベート甲子園東北地区予選、中高とも全敗で、中高とも全国大会の切符を逃しました。

 一つ、顧問として言えるのは、部員の活動のサポートはしたものの、今年は本当に、議論に介入することは、ほとんどなかった、ということです。(実は止む無く、地区予選前日に中学の肯定側立論の修正を手伝いました。それ以外は本当にゼロです)

 もちろん、学校に顧問の先生がいなくて、自ら学び、自分たちで議論を構築して、全国大会の切符を手に入れる学校さんもあるでしょうが、現状では、OBや顧問、中には地区から指導者が派遣されて、そういった手助けを得て、地区予選で勝ち、全国の切符をつかめるのではないかと思っております。

 議論への介入がなかったことを「偉い!」と言って下さるディベート関係者も多いとは思うのです。そういう方々は是非、全国を逃した件に関してなぐさめの言葉を、この記事へのコメントとして頂戴できればありがたいですweep

 勝てなかったのは、放牧的指導ではなく放任主義指導になっていたからではないのかな?とか、考えてしまいます。
 もしかしたら、特に中学生に対しては、現状の力を見極めた場合には、「授乳」「牧場」主義的指導に、グレードを落としておく必要があったのかもしれません。

 そして来年は、東北地区内で1勝もできないという事実を踏まえて、でも演劇主義ではない形で生徒達の議論形成のプロセスに、“指導”あるいは“教育”という形で関わらざるをえないのではないか?と思っております。

 顧問であり教員として、中高生の部員とどう関わり、論題やディベートに対する理解を深めていくのか、演劇主義には踏み込まないラインを見極める作業を一度はしなくてはならないのかな、と思っております。

 その時に、ディベートの顧問の望ましいあり方が、更に見えてきたのなら、自分の勉強になるのだろうとも、思います。

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コメント

指導のさじ加減の難しさは、身をもって感じております。放牧が行き過ぎるとディベートの体をなさない試合になってしまいますし、指導が詳しくなりすぎると演劇状態。
#放牧したはずなのに、上手な選手が他の選手を指導しすぎて演劇状態になることもあったり(汗)。

今年の本校は、主張の骨子は部員が作り、資料についても本を貸したり検索のヒントを与えたりするところまでは顧問が関わりましたが、取捨選択は部員でした。
#ただし、文章量が多くなりすぎたので、推敲し削る作業は顧問が行いました。

今振り返ると、これでも指導しすぎかもしれなかったです。授乳指導は「短期的にメリット、長期的にデメリット」なので、今後の本校部員の成長を阻害しないよう、全国に向けては自分たちで考えさせる機会を増やしていきたいです。
#おそらく、東北の5校ともまだ、本当に道州制を肯定しきれていないような…?

学院さんの立論は肯定・否定とも今回拝見しましたが、立論の時点で成立が危ういと感じました。
ただ、この東北大会で、選手たちが「限られた人的資源でも強くなるにはどうすべきか」を真剣に考え始めたとすれば、今後強くなるのは必至だと思っています。

投稿: 佐藤英@大館国際 | 2011.07.12 20:26

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