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2010年8月22日 - 2010年8月28日の1件の記事

2010.08.22

敗者のために動く!(reflect on 高校論題:7)

 「東北予選を勝ち抜けたら、次の日の関東予選の見学に行く」という合意を、生徒の保護者からも事前に取り付けておりましたので、7月18日(日)の夕方、東北福祉大前のみどりの窓口で私と中高生7名分の『ウィークエンドパス』と新幹線の自由席特急券を買いました。

 ちなみに、以前にも書いているのですが、スパイの気持ちで行く…以上に(^^;、他地区の議論、そして他地区の大会の様子から中高生が受けるインパクトは大きく、教育効果も高いのです!

 前日までの疲れが残っているためか、19日の朝、約1名遅刻した生徒がいたために(^^;、列車を一本送らせて朝2本目の6:35発のやまびこで上京し、電車を乗り継いで、関東予選(2日目)が行われる読売理工医療福祉専門学校へ飛び込みました。

 第1試合に中学生の試合が組まれていないことが事前に分かっていたので、中学生を控え室で休ませました。
 僕は、鎌倉高校vs啓明学園高校の試合を見学しました。

 鎌倉高校さんは今年、初めて全国大会への進出を果たすのですが、なるほど、「ディベートクラブ『たま。』」さんが、丁寧に指導されていたのですね。特に質疑と2反をこなしていた生徒さんが上手でした。その時のメリットは「QOLの向上」でした。

 一方で否定側の啓明学園さんは、恐らく大会出場の経験も少ないのでしょう。その時のデメリットは「医療の名の下に~~モラルが崩壊し、更には社会が崩壊する」というものでした(すべてをメモすることが出来ずに失礼しました)
 試合に慣れていないのは、立論の3要素が整理されていない様子などからすぐに感じられました。

 そんな中で、以下のような議論が出されました。

「患者の本心を確認するのは難しい→誤診は殺人に繋がる
 患者の本心を無視する形での安楽死の導入は、生きる権利の否定である。
 これは2つの観点で問題だ。
 1点目:哲学的に問題である。キリスト教の教えでは以下の通り
 資料:聖路加病院 日野原 重明 「『フレディ』から学んだこと」より引用
  「命は神様から与えられたもの」
 2点目:(キリスト教ではない方への)一般的な考え方は~~ (以下略)」

 このあたりで、会場から「クスクス…」との笑い声

 ディベート的弱者切り捨ての現実!angry
 勝てないチームを見下すようなディベートコミュニティーなんぞには新規参入校など見込めません!普通の中高生だったら、そういう集団へ仲間入りしようとは思わないですよ。逆に集団は偏りが生じて、普通じゃない異様な集団となり、全体が小さくなることが予想されます。そのことがゆくゆくは自分たちの首を締めることを、「知らぬが仏」でいいのか「後悔先に立たず」なのか…

 この試合は、3-0で啓明学園さんが負けるのですが・・・たまたま、その教室は次の試合で使われないこともあり、僕は動くのです。

 ディベートに慣れていない、けどしっかりと考えていて、大会に出場してくれて、頑張って主張して、でも勝てないというチームのディベーターの気持ちは、よ~く分かるんです!
 それから、確か啓明学園さんはキリスト教系の学校だったはず、という予備知識もあり、何の因果か僕もクリスチャンでキリスト教系の学校に務めていますので(^-^ゞ

 なお、その会場には、あと2人、この記事で紹介したい人がいます。

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