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2010.08.09

思うような結果が出せず

 遅くなりましたが、本校中学・高校ディベート部は、共に東北予選を突破し、全国大会『ディベート甲子園』への出場を果たしました。

 こちらのBlogへの書き込みが遅くなったのは、決して及第点とは言えないようなディベートしかできていなかった、という思いがあったからです。
 生徒達、特に中学生部員には、東北予選で負けてしまった学校さんのためにも良い議論ができるように、と都度、話をしてきました。

 しかしながら全国大会の結果は、予想通りと言いますか、中学生は今年も2戦2敗でした。

 高校側は、初日が1勝1敗、2日目、勝った方が決勝トーナメント進出、という中での敗戦でした。
 高校生はここまで、よく頑張っていたと思いますし、何人かの方々から「良い議論をしていましたよ」との声を頂戴できたのですが、詰めが甘かったことは否めません。特に、スピーチ練習が不足していたことは否めず、本番で思ったようなスピーチができなかったのは、私にすると「不安が現実に」という感じです。

 ということで、勝敗や議論がどうこう、ということではなく、我がディベート部は、そもそもディベートという競技に向き合う方向性自体を修正する必要がある、というのが結論です。
 この全国大会の経験が、彼らに取って貴重な学習の機会になっているのなら幸いです。

 確かに、負けることもまた勉強、だとは思いますが、最初から「その方向の延長上には、ジャッジが『その通り』だと受け止めて下さり、過半数の投票が得られない」ということに事前に気がつけないところに、経験のなさがあるとは思うのですが…それを中高生に「事前に分かって欲しい」という要求自体が、中高生に取っては高すぎる要求なのかもしれません・・・

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 今年も論題発表以降、様々な企画を立てて、東北支部全体のスキルアップに努めました。

 高校は3校とも決勝トーナメントに進出できず、中学が会津若松第二中学校さんがベスト8が最高でした。

 もう少し結果が欲しかったところですが、実際のところは、「スキルアップ」という効果はあったのだろう、というのが、他校を含めた生徒達の様子を見ての感想です。

 ただやはり、ここで満足せず、「ジャッジに確実に、伝えるべき内容を伝えることができて、聞き手に理解してもらえるディベートができるようになる」ための指導方法を考えたい、と今は思っております。

 何をどうしたらいい、という話はこれからなのですが、今一つだけ言えることがあります。
 それは「僕一人では無理」=「(現状以上の)多くの人の力をお借りする必要がある」ということです。

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コメント

お疲れさまでした。
東北地区の生徒たちは,がんばっていたと思います。
勝負は時の運もあるので,やむを得ないところです。

ディベートは「伝える技術」と「論題に関する理解」
の両面が大切かと思います。
個人的には「論題に関する理解」をさらに深める必要があるように思います。
中身がなくては伝えようがないと思います。
もっと広く,もっと深く理解する。
そのためのチーム内での議論が不足しているように思います。
広く深い理解に支えられた議論こそが
本当に聞く人に伝わるような気がします。
たしかに時間がかかるのですが
その部分なしに素敵な議論は難しいように思います。

そのために他地区の大会を観戦することも必要かもしれません。
昔はよく東京に行ったものです。春も夏も。

ディベート甲子園について言えば
論題発表は2月末ですので
それまでは「伝える技術」に重きを置いてよいと思います。
なので,東北地区の方向性はこのままで良いように思います。
継続は力なりです。
長くやっていれば,時には結果に恵まれない時もあるでしょう。
しかし,信念をもって続けることが大切だと思います。
結果は必ずついてきます。

それと,部員が減少傾向にあるようなので
部員獲得が大切だと思います。
参加校拡大とともに,経験校もメンバーの掘り起こしが必要だと思います。
そのための取り組みがあっても良いですね。

あと,話は変わりますが
自分たちで壁を作ったりプレッシャーをかけてはいないでしょうか。
「勝ちたい」ではなく「勝つんだ」と言う強気が必要です。
そうでなければ,もっと「無心」になるしかないでしょう。
いわゆるメンタル面ですね。
持てる力を十分に発揮できるようにする工夫も
勝ちあがるには大切でしょうね。

思いつくままに書いたので
支離滅裂ですが,お許しください。
自分もできることがあれば応援したいと思います。

投稿: ふじ@福島 | 2010.08.09 09:06

 ふじ先生、コメントありがとうございました。

★「論題に関する理解」について

 これは実は、代表校合宿で、ある程度成果を収めているという印象です。今回、全国大会初出場だった大館国際情報学院高校さんや向陽中学校さんが、全国での初勝利を収めました。これは、論題に関する理解があっての勝利だと思っています。

★「伝える技術」と「論題に関する理解」の両面が大切

①実は、「論題に対する理解」がほぼ同等であるならば、(理解したものを“適切に”)「伝える技術」が上回っている方が勝つだろう、ということです。今回の全国で、特に決勝トーナメントに進出しているチームは、「伝える技術」が高い印象です。

②では敗戦した場合「伝える技術」と「論題に関する理解」のどちらが不足しているのか、ということは、客観的には判断しにくいです。
 ですが「結局ジャッジには伝わらない」という事実であれば、客観的に判断できます。
 よって「ジャッジの立場では、そのままでは伝わらないのだが」というアプローチが大切だと思います。
 その方向性でのトレーニングは、支部としては不足しているのではないかと思っています。

★ 他地区の大会を観戦について

 あったほうが望ましいのかもしれませんが、今回は、それがあっても勝てないし、それがなくても勝てたし、というのも事実です。

★ メンタル面について

 うちの中高については、これが弱いことは間違いありません。
 私という“身内”が指導しても、伸びません。
 外部からの刺激が必要だと思います。
 恐らく私は、他校への刺激にはなるのだと思いますが、自校への刺激としては効果が半減するのです。
 ということで、できればふじ先生に、何かの機会があれば、うちの生徒の指導をして頂けたらと思います。
 どうぞ宜しくお願い致しますm(__)m

★ その他

 全国大会のジャッジをしてみて、お気づきの点がありましたら、どうぞお知らせ下さい。
 メールででも構いません(^^)

投稿: NAKO-P | 2010.08.10 09:01

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