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2009年6月14日 - 2009年6月20日の2件の記事

2009.06.20

Skypeディベートでの技術的な点の気づき

 これからSkypeでのディベートをやってみよう、という方が登場した時のために、気をつけた方が良いと感じた点を記しておきます。

1.マイクとハウリング

 前回書いたとおり、ミュート機能のあるマイクを買うのが良いです。

 私はミュート機能があるマイクの中で、「ハウリングを起こしにくいかな?」と思って「指向性」のあるマイクを買ったのですが、「指向性」はない方が良いことが分かりました。

 なぜなら、ディベーターはフローシート見たり、原稿を読んだりしながらスピーチをするのですが、すると口の前に指向性マイクがない(自然と口が原稿の方を向く)ことが多く、相手に音声が十分に伝わらない、という感じになります。

 「指向性がないマイク」だと、少なくともマイクの近くでスピーチしていれば、十分に音声を拾ってくれます(^^)

#「あーダメだー」などの残念なつぶやきまで丁寧に拾ってくれます(笑)

 それから、Skypeでディベートをする際には、相手の音声をみんなで聞くため、PCのスピーカーを使うのですが、その音の出方とマイクの位置関係等で、ハウリングが起きます。

 尤も、PCからの雑音を自動的にカットするマイクもあります。

 今回「ハウリングを起こさないように」と買った指向性マイクが、最もハウリングを起こす結果となり、「失敗した~」と思っております(^^ゞ

2.音声が切れるケースと対処

 今回、アフターディベートの最中に音声が切れる、というケースがありました。
 実際には何が原因か(ネットの経路のどこがボトルネックになったか)不明なのですが、南山中女子部の皆さんから「雷が落ちたからから、かな?」との報告です。

 なおSkypeには、音声が切れてもチャットで文字が送る機能があるので、そういった事態になってもコミュニケーションを図ることができます(^^) 相手の音が聞こえなくなったら、チャットで相手に呼びかけてみるといいです(^^)

3.音声の保存形式

 Tapurの設定なのですが、何も考えていなかったので、黙ってwev形式で保存していました。
 ファイルサイズが大きいのは、後々、様々な点で困ります(^_^;)
 mp3形式で保存できるように設定することをお勧めします。

 ただ、Skypeディベートの実践を続けていくと、A3のフローシートやオンDのテキストとは違い、すぐにWebサーバーの容量が満タンになるくらいのデータ量になってしまうのですね(^^ゞ この点に関しては、個人とか学校1校で何とかなる話ではなさそうな気がしてきました

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2009.06.15

報告:Skypeディベート

 東北学院中高と南山中高女子部とが、2009年6月11日(木)に高校生論題にて、6月12日(金)に中学生論題にて、練習試合を行いました。

 木曜日に行われた最初の実践…まず、片方のマシンからはSkypeでアカウントでのログインができない!というアクシデント!
 …この原因は、電源スイッチと間違えて押したボタンが、ワイヤレスネットワークの利用のON・OFFのスイッチだったために、そもそもネットワーク利用ができないことが原因だったということが、その日の23:30に、担当SEからのメールにて判明・・・お恥ずかしい限り(;_;)

 そのため生徒には、部のアカウントでログインさせた状態でコンピュータ室に残し、ダッシュで物理・地学教員室へ行き、私のマシンにテスト用でインストールしていたSkypeを立ち上げて、何とか私のアカウントでログイン。南山さんのアカウントと接続し、部のアカウントを「会議通話」に招いて、16:40くらいに準備完了。南山高校の皆さんの下校時間(17時半)に間に合うような試合時間をギリギリ確保できました。

 その時まで「会議通話」が途切れないか、などのテストもしていませんでしたので「やはり機器のセッティングチェックは、本番と同様の状態で通信ができると確認が取れるまで行わなければ」と思った次第です。
 しかも残り時間が少ないと焦っていたため、録音をスタートさせるのも遅れて、肯定側立論の最初の一部が切れていますm(__)m(南山の皆さん、ゴメンナサイ)

… … …

 Skypeでの試合を成立させるには、「肯定側マシン」「否定側マシン」の他に「司会兼タイムキーパーマシン」を準備するのがコツだと思います。そして「司会兼タイムキーパーマシン」がTapurで会議通話を録音します。

 両ディベーターは、自分のマシンから聞こえるタイマーの音を開始&終了の合図にします。すると、立論と反駁では、マシン間の通信遅延があっても、双方ともルール通りの指定された時間でスピーチが展開されることが保障されます。

 質疑応答ではどうしても、通信遅延が気になります。(テレビの衛星中継のような感じです)
 また、相手の反応がないのが、回線が切れたためなのか、考え込んでいるのかが分かりませんので、重ねて質問をすると相手の声が返ってきたりなどがあります。
 そこで、通常より1分長い(高校は4分、中学は3分)質疑応答とします。

#ちなみに両校とも、マシンにCCDカメラを接続していないため、
#互いの様子の画像とか、お互いの顔とか、見えない状態で、音声のみを頼りにディベートをしています。
#良いか悪いかは分かりません(^^ゞ…本校は当面買いませんが、必要であればカメラを購入して下さい

… … …

 下記のグッヅがあれば、より効果的にSkypeでのディベートができます。

  • ミュート機能のあるマイク(音をオフにして、周りの人と相談ができる。南山中高さんが使っていると思われたので、部費で買ってきました!千円強です。)
  • タイマー(口頭でのディベートと同じですが、司会マシンが知らせる時間は音だけで表示がないので)

… … …

 2回目となった12日(金)なのですが、事前にマシンのセッティングをしたものの、私が7時間授業だったため、4時半ギリギリのマシン設定完了。ですが、録音もばっちりで、南山中学校さんの皆さんの経験になったのではないかと思いました。

 本来なら13日(土)に、肯定・否定を入れ替えて、中学生の試合をする予定だったのですが、本校は中総体・野球の応援で、しかも前の試合が延長に入ってしまった関係で、時間までに学校に戻れず、延期となりました。

… … …

 今回の実践の感想及び気付いたことです。

  • 名古屋と仙台とを結んでいるとは思えないほどのクリアな音声で、十分にディベートに耐えられる通信ができます!
  • 地区予選を控えている今の時期ですと、他地区の学校との方が練習試合をしやすい、という側面もあるのでしょうか?
  • うちの部員のことを言いますと、ディベートへの取り組みの真剣度が違います!
    それは昨年全国優勝の南山高校女子部の皆さんとディベートができる、という点も若干あるのですが、やはり普段接していない対戦相手に面と向って自分の議論をぶつける、ということが、彼らのモチベーションに繋がっている気がします。
  • 互いに多少聞きにくい点がある(聞こえることが“当然ではない”)ため、一生懸命に聞こうとしますし、マイクを用いて一生懸命に伝えようとします。コミュニケーションをしようとするモチベーションは高いと思いました。
  • 学校間交流に特有の「何時からできるか?」「何時に終わらせる必要があるのか?」という縛りは結構大きい。(これは通常のディベートでも一緒だとは思いますが、学校って結構雑用が生じて、時間通りに開始できないケースがままある)

… … …

 以上のようなことを踏まえても、やはり遠征費用・宿泊費や食費などがかからないことを考えれば、「費用対効果が大きい」ものを手に入れることができた!というのが結論です(^^)

 今後は、

  • 公立中高の皆さん等と結ぶには、Skypeのインストール等の許諾が得られにくいのではないか?
  • 回線が細くてディベートの最中にSkype通話がが途切れるケースがあるのではないか?
  • 十分に太い回線があって、Skypeのインストールが許されても、口頭でのディベートをするには、声を出しても迷惑にならない部屋を確保する必要があるのですが、それは中々確保しにくいのではないか?(本校は2つあるコンピュータ教室のうちの片方を使わせてもらい、もう片方はコンピュータ愛好会や調べ学習等に使われています)
  • 自宅から参加したいという個々人とどう結ぶか?

といった懸念がありますが、そういった問題点を克服して、このSkyepでのディベートも普及すればいいなぁ、と思う次第です。

 ご意見・ご助言等ございましたら、お聞かせ願いますm(__)m>ALL

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