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2008年1月20日 - 2008年1月26日の1件の記事

2008.01.21

「携帯禁止」ディベートシナリオとディベート用語

 『日本は高校生以下の携帯電話・PHSの所有および使用を禁止すべきである。是か非か』のディベートシナリオを、『宮城ディベート“楽しみ隊”』の例会、およびディベートの公開授業を計画されている方のため、そして2月22日(金)の石巻中学生ディベート大会に出場される中学生及び指導される先生方のために作成し、公開しました。

http://homepage3.nifty.com/online-debate/zero/casestudy/keitai/index.html#scenario

 これを例会で使ってみたところ、公開授業をされようとしている国語の先生と、大会に中学生を引率する国語の先生から「このシナリオは難しい」という感想をもらいました。

 大会に生徒を引率する先生からは「ターンアラウンドって「何ですか?」という質問でした。そりゃ、ディベートの初心者には難しいかもしれませんよね(^^ゞ。ターンアラウンドとは何か、ディベートにおいてターンアラウンドがどう有効であるのかを簡単に説明しましたが、語ると長くなるこの内容、中学1年生が即座に分かるとは、確かに思えません(^^ゞ

 一方、公開授業をされようとしている先生からは「そもそも『発生過程』『解決性』『重要性/深刻性』といった用語になじみがないので難しく感じる」ということでした。

 なるほどねぇ。そこに戻りましたか!

 NADEでも一度、このディベート独特の用語を置き換える試みをしましたよね。
 でも結局、みんなディベート用語を用いて試合等をしていると思うのです。

 何故かと言うと、「ディベート用語を用いた立論の方が、反駁の際にサインポスティングしやすい」というのが実情だと思うのです。限られた時間で端的にわかりやすいスピーチをするためには、ディベート用語が役に立っているのですよね。

 ただ、公開授業で中学生がするのであれば「言葉を置き換えても構わないと思いますが、フローシートが書きにくくなることだけは覚えておいてください」と言いました。

 ただ実際には、中学生は短期間でこの用語をマスターすると思われます。
 そのために、用紙1枚程度の、ごくごく限定された「授業のためのディベート用語集」があればいいのかな、と思いました。

 どこかネットで公開されていたら教えてくださいm(__)m
(他力本願でゴメンナサイ)

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 ということで昨日は、本校の中学生1人、高校生3人を引率して、石巻へ行ってディベートしてきました。
 まずは、今までの“楽しみ隊”に参加して下さっていたメンバーに、シナリオディベート(変更なし)をさせて、それを初参加の学校の生徒さん&先生に見てもらう&ジャッジをしてもらいました。次に、負けた人とジャッジをした人(←初参加な方々)が組んでペアとなり、2回戦をしました。全員が一度はディベートを体験できるようにしたわけです。なおかつ、交流研修会の“昨日の敵は今日の友”方式のメリットを取り入れ、経験者が初心者に教える形で準備を行ってもらったのです。

 参加して下さった石巻の方々、公開授業をなさろうとする先生にとって、何かしらのプラスになっていれば幸いです。

 方や、うちの部員達にも、いい練習の場になったでしょう。
 ディベートは経験の競技です。学校の活動でももっと積極的に試合→振り返り→立論と反駁の改良→それを用いて再び試合、のルーチンに取り組んで欲しいものです。
 3人揃えば試合ができるはずですから…。

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