« 2008年8月10日 - 2008年8月16日 | トップページ | 2008年8月24日 - 2008年8月30日 »

2008年8月17日 - 2008年8月23日の2件の記事

2008.08.19

08【共通論題】→8+5題に絞る

 08年の【共通論題】ですが、私が提案した14題に加えて、東北支部から1題、北海道支部から2題頂戴しました。

 石巻市中学生ディベート大会を実施する石巻市教育研究会国語部会の役員会で、論題案を検討した頂いた結果と、個人的に寄せられた論題案に関する賛否の意見をとりまとめました。
 まずは、どこからも支持がないことに加えて石巻の先生方から「難易度が高い」と判断されたり、支持はゼロではないにしろ「資料が見つかりにくいのでは?」という指摘のあった、「混合診療」「大学入試に過去問の再利用」「中高生にアルバイトを認めるべき」「金融教育の義務化」の4題を、論題案としては削除しました。
 ということで、14+1+2-4=13題となりました

 更に、国立情報学研究所の連想検索Webcat Plusを用いて、論題に関する書籍が多そうか否かを確認しました。

#書籍数が多いことは、リサーチしやすいという面もありますが、
#国策レベルで研究が進んでいる話題なので、難易度が高いという側面も…。


 以上の検討の結果、★の数が多い論題が、現在のところ評価の高い論題です。
 基本的に賛同意見のあった8題の中から、【共通論題】の最終候補を絞りたいと思っております。
 しかしながら、賛同意見のなかった論題にも、検討の余地を残したいと思います。

 次のような形で検討したいと思います。

※全ての論題案には最終的に「是か非か」が付きます。

【1】
 下記のア~クの8題において、「肯定・否定のどちらかに偏りが大きい」「みんなで取り組むには困難」などの理由がありましたら、是非お聞かせ下さい。

 なお、★が多い論題案ほど、「論題として不適切」という説得を、多くの人に行う必要がありますことをお含みおき下さい。
 (★の後ろには、その論題に関係する書籍数についてです)

ア 13:日本はサマータイム制を導入すべきである    ★★★★★ 比較的ある
イ  9:日本は『赤ちゃんポスト』制度を積極導入すべきである。 ★★★★ 少ない
ウ 6:日本は終身刑制度をを導入すべきである。         ★★★★ ある
エ 4:日本はデポジット制度を導入すべきである。       ★★★ 比較的ある
オ 12:日本の中学・高校は掃除を業者に完全に託すべきである。 ★★ 少ない
カ 10:日本の中学・高校は制服を廃止すべきである。      ★★ 比較的ある
キ 17:日本は道路特定財源の暫定税率を廃止すべきである  ★★ 比較的ある
ク 1:日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か    ★ 少ない

【2】
 下記のケ~スの5題のうち、「みんなで取り組むに相応しい」という論題がありましたら、その理由をお聞かせ下さい。

 なお、特に積極的な支持がなければ、論題としての優劣は問わずに、今回は縁がなかったとみなして、最終論題候補には残さないことにします。
 (-がマークされている論題は、石巻市教育研究会国語部会の役員を担う中学の先生方から「難易度が高い」と判断されているものです)

ケ 2:日本は高速道路の通行料を無料化すべきである。      - 比較的ある
コ 3:日本は少年犯罪の加害者の実名報道を認めるべきである。   ある
サ 7:日本の基礎年金は税方式に移行すべきである。       -  ある
シ 14:日本は国会を一院制にすべきである。                少ない
ス 15:日本は消費税を10%に引き上げるべきである。         ある
    (食料品などの例外については、要検討)

-----

 今後の検討日程なのですが、

(1)方々から寄せられたご意見を参考に北海道・東北の主要メンバーそれぞれが、特に、
  ・ディベータブルであるか?
  ・ホットな話題か?
  ・地区レベルで取り組むに相応しいか?
 といった観点から、最終論題候補を2題程度提案し合う。
(2)北海道と東北の双方からの提案を合わせて、最終論題候補を3~6題に絞る。
(3)北海道のML、東北のML(TDN)、各Blog等で投票を行う。
(4)1位のものを【共通論題】として採用し、ワーディングを行う。

※なお昨年のように、最終論題候補にワーディングの困難さが発覚した場合には、お知らせの上、次善の策を講じます。

~~~~~

にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008.08.17

高校生自身が企画した『交流試合』

 地区予選が終了した次の日に、本校ディベート部の高3生が、下記の立案書を持ってきました。結構驚きでした!

(以下、カッコ書きの部分は、全国が終わった後で、生徒たちの意見を聞いて、私が書き換えている部分です)

-----

ディベート交流試合に関する立案書

2008年7月14日 東北学院高校ディベート交流試合実行委員会
(本当はうちの高3の部員名が書いてあったのですが、外部に出すときには複数で責任を担った方がいいよとアドバイスして、変更させて頂きました)

●発起理由

 これから全国大会への準備をするのはもちろんのことですが、我々の学校には選手として参加しないものが中学・高校に計4人います。彼らには、私たちの作業の手伝いはもちろんのことですが、『ディベート部』に入っている以上はやはり、「自分たちも試合をしたい」のではと考えます。そこで、私たちの手伝いの合間に「自分たちで自分たちの試合をしてみよう」という企画をここに立案する。

●内容

 現在行われている全国論題とは別の論題かつ、短期間により準備が整う論題を中学フォーマットで試合を行う。

●論題について
(全国大会終了後、論題が下記に決まりました)

2:大衆ディベート向けの論題
 ドラえもんは22世紀に帰るべきである。是か非か

●参加者

 主に東北学院中学1年生2名、高等学校1年生2名の計4人 他、宮城県内外の中学・高等学校

●試合日

 夏休み終了後の楽しみ隊など
 (後日決定の予定です)

●試合方法

 都合がつかない可能性が大きいのでオンライン対戦も可 なるべく直接試合をしたほうが望ましい。
 (只今、ルール等を検討しているそうです)

 (基本的には、直接集まって対戦する予定です)

●重要性

 「新入部員のスキルアップ」

 東北学院中学高等学校でしか言えないが、彼らは入部してからディベートの試合を行ったことがないのが多数である。仮にやったことがあったとしても正式なフォーマットではなかったりシナリオだったりする。やはり、これからディベートをしていくためには『自分たちで自分たちの議論を作ること』が重要である。それは、どのパートでもいえることでありひとまずやってみて『ディベート』に少しでも触れてもらおうと考えます。また、冬の論題対策にもつながるので少しでもやってみることが重要です。

 また、仮に規模が広がり石巻の中学校や電波高専などとの試合を通じた交流もディベートを行っていくうえで重要だと考えます。

(● 優勝者にはNAKO-Pから賞品を出します(^^))

-----

 いや、この立案書、私の入れ知恵は全くゼロで、生徒たちから自主的に上がってきたものですよ。

 その後部員達は、やはり全国大会の準備のために忙しくなり、この企画を煮詰めることができなかったのですが、休み明けに何とか実施に移したい、ということで、準備を進めております。

-----

 昨日書きましたが、参加者のディベート経験に合わせた楽しさを提供する、という趣旨に合致した企画だと思いいます。

 次に、「ドラえもんは22世紀に帰るべきである。是か非か」の論題は、初心者用の定番論題とも言えます。

  • 先行事例はたくさんあります。
  • 教材も、ネット上にいろいろとあり(検索してみて下さい(^^)。特に筑田先生の実践が豊富です)、容易に入手可能です(NADEのサイトよりリンクされています)。
  • 本校においては、部活紹介でいつも行っていて、昨年は2名、今年は4名の新入部員を獲得する原動力になっています。
  • 価値の議論に移ると、実は奥が深いです。
    (ジャイ子との結婚がのび太にとって幸せか不幸か、と考えると、そう簡単に断定できません(^_^;))

 この論題は、公式大会に採用して、たとえば半年間リサーチをし続ける必要性を強いるのは困難だとは思いますが、1日限りの大会などには丁度良いと思います。
 つまり《中級~上級》には優しすぎるのかもしれませんが、《初心者~初級》には程よい論題だと思われます。

 宮城県の近くにお住まいのディベーターの皆さん、夏休み明け、ディベートを介した交流メインのディベート大会に、是非とも参加して下さい(^^)/

~~~~~

にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年8月10日 - 2008年8月16日 | トップページ | 2008年8月24日 - 2008年8月30日 »