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2008年6月15日 - 2008年6月21日の3件の記事

2008.06.15

ディベートの指導や普及に関して問題を提起し合いましょう

 全国教室ディベート連盟(NADE)の会員の方には、『トライアングル』という会誌が届きます。

 今回から、瀧本さんの連載が始まりました。
 「なぜ今『ディベートを行うことの価値』なのか」という題で、「今一度、教室ディベート連盟の理念の原点に立ち返ってみる必要があるのでは?」と問いかけています。

 もしも、より良いディベートの指導や普及を望むなら、この問いかけに対して、賛成であっても反対であっても、リアクションを示すことで初めて、そのより良い動きが“ようやく”始まるのではないかと思うのです。(とかく動きが遅い、もしくは、ないですから)

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 ぐるめさんが早速、特に「演劇主義」に反対する瀧本さんの提言に賛同する主張を示しています。
 特に、顧問教員やOBOGが、「自校の勝ち負けを自らのアイデンティティーに投影して、生徒を自らの欲求の手段にしてしまう」ことの問題の深刻性が、お二人が感じている大きな問題点なのだろうと思います。

 この点、「実は野球やサッカーなど、他の競技にもあるのでは?」とも思いますが、特にディベートはある論題に対する意見を主張する競技ですので、年齢に関係がなく、その点で“アイデンティティーの投影”…さらにはそれに伴う大きなデメリットが発生しやすい、とは思います。

 一方でふじ先生の主張は、現場で指導する方々の実感だと思います。

>初めてディベートに触れる中学生の場合
>すべてを彼らにゆだねても
>ほとんど何もできないのが現状である。

 実は私も同感です。
 中学生には、何をどう主張したら、ジャッジに賛同してもらえるのか、何をスピーチしたら相手の主張を否定できるのか・・・そのアイディアと語彙が足りないのです。
 単純に「人生経験の不足」という、仕方のないことが原因と考えます。
(ですから、高校生になり…高校生でも高3の方が、アイディアに富んだスピーチをする、という実感があります。そして大学生になると、さらに飛躍的に成長しますよね)

>立論や反駁についても同様で
>生徒と教師がいっしょに考えていくのが
>現実的だし適切だと思う。

>中学校の場合
>顧問は引率者ではなく指導者だと思う。
>運動部の顧問がただ練習を見ているだけでなく
>様々な指導をするのと同じである。
>当然,段階というものがある。
>初期に近いほど教師の関わりが大きいのかもしれない。

 ここからがポイントですよね。
 生徒たちと共に勝利を掴みたい。
 すると、関わりはより大きくなる。

 ジャッジ側に立つ人側が「自校の勝ち負けを自らのアイデンティティーに投影していない」顧問と受け取られないレベルとはどの程度でしょうか?
 これは顧問という教師・大人の自覚が大切な話でしょうか?

>仮に教師が素敵な立論,反駁原稿を考えても
>実際に試合では使えないだろう。
>教師の準備だけで勝利を得られるほど
>中学生の試合と言えども甘くはない。

>最終的には生徒がすべて自分たちで動ければ良いのだろうが
>おそらく一般的な中学生のレベルでは困難だろう。

 ということで、「一般的な中学生と一緒に全国大会で勝ち上がるには」という観点で考えると、『教師の準備』×『生徒の(高度な)理解』という構図が成功を収めていたのではないかと思われます。

 それを「教育的ではないからやめておきましょうよ」と言わざるを得ないような場面に遭遇するケースがあるということだと思うのですが、では次にNADE側、あるいはディベートの普及を望む側の人間は、どのような対案を準備し、提示すれば良いのでしょうか?

 みんなで考えるしかありませんよね(^_^;)

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 こういった現状を踏まえ、さらにその現状を乗り越えて、ディベートの指導方法の向上や普及に繋げるためには、ディベートに関わる個々人が実感として捉えている問題点を出し合って、それらを擦り合わせることで望ましい方向性を見出す必要があるのではないでしょうか。

 ちなみに、私が感じた「NADE的ディベートの取り組みの問題点」を、こちらにまとめてみましたので、御覧頂けたら幸いです。

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『学校へ行こう!MAX』でディベート部が

 TBS系『学校へ行こう!MAX』で、駿台甲府高校ディベート部が取り上げられました。

 オンラインディベートにも参加してくれた駿台甲府のディベート部…過去2回、本校が決勝トーナメントに進出できた時に、2度とも、なぜか駿台甲府と対戦して、そしてその2回とも敗れている、という駿台さんdespair …テレビ出演、お疲れ様でしたm(_ _)m

 企画は「■学校へ行こう!自由研究『ディベート部は、どんなくだらないテーマでも熱く討論できるのか』」でした。

 内容を見て恐らく、ディベート関係者ですと、賛否両論あったのではないかと思いますが…
  …バラエティー番組ですから!

 でもですね、やっぱりテレビの力はすごいですよ。

 gooのブログ検索で、単純に「ディベート」だけで検索すると、結構今回の『学校へ行こう!MAX』の感想がHITします。

 番組の感想、一部かもしれませんが、中には「をを…」という有り難い、高い評価の感想も。

 ディベート部の活動を一般の方に、きちんとした形で広く知ってもらうって、やっぱり大事だと思いました。

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地震でした!

 午前8時43分というのは、進研模試が始まって13分後なんですcoldsweats01
 朝の8時20分~午後6時10分、その後自己採点、という長丁場の模試の最初に、校舎が揺れました。

 でも、僕が体験してきた他の地震よりは、命の危険性は感じませんでしたcoldsweats01
 新しい校舎がしっかりしているのかなぁ、とか思ったり(過信はできませんが)

 ということで、こちらをご覧の皆様に、私個人の話ではありますが、自宅等含めて無事であることをお伝えします。

 宮城県沖地震から30年という節目の年に、担任をしている高3のクラスの生徒たちと共に地震体験かぁ…と思ったら、震源が宮城県沖ではないと…(^^ゞ

 「模試は中止?」と口にする生徒たちに、「JRが止まっていて、復旧まで9時間かかるらしいぞ。ちょうど模試が終わる頃に電車が動き始めるぞ。」と言ったら、生徒たちは「うーん、受験するしかないねぇ」みたいな感じで、結局最後まで模試は無事に行われました。

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 ということで、一昨日とか、各自治体で防災訓練が行われていたはずなんです。
 それが今回、きちんと役立ったか否かが、とても気になりますthink

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