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2008年4月6日 - 2008年4月12日の2件の記事

2008.04.09

全国から参加者募集~オンライン練習会

 以前予告しておりましたオンラインディベートによるディベート甲子園論題のディベートの練習会ですが、ようやく準備が整いましたので、改めてのご案内とお誘いです。

 詳しい参加方法は【 こちら 】をご覧下さい。

 実は、前回の予告をご覧下さり、参加を表明して下さった方の中で、「ディベートはしたことがありませんが…」という方がいらっしゃいます。
 その方はなんと、全国教室ディベート連盟九州支部が3月29日(土)に行った春季講座にて論題解説講師をお引き受け下さったNPO法人子どもとメディア ネットメディアリテラシー担当の古野陽一さんです。

 送られてきたメールの一部を引用します。

-----(引用開始:一部表現を変更)

九州ディベート連盟春季講習会で、
中学論題の論題解説講師として、お話させていただきました。

できる限り、さまざまな論が立てられるように、
私がこれまで学んできたこと、調べてきたことだけでなく、
関連する新しい情報、基礎となる情報も見直したので、
大変勉強になりました。

その後、試合形式の講習会も見学させてもらって、
もう、うれしくて、面白くてたまりませんでした。

論題が発表されて1ヶ月足らずにも関わらず、
かなり充実した調査をし、しっかりと論を組み立てて、
それを戦わせている有様が、印象的でした。

肯定、否定両方の立場に身をおいてみることで、
日頃扱っているテーマが、より深く理解されることも
私にとっては、深い学びになります。

なにより、試合後の指導者のアドバイスから、
なんとなくディベートが判ったような気になって、
「やってみたい!」
と思った次第です。

-----

 何とも有り難いお言葉です!
 
九州支部のディベーターはきっと、良い議論を展開して下さったのですね!

 そこで、古野さんにもお伝えしたのですが、オンラインディベートは少し変わった特徴がありまして、ディベートの最中に裏側でどんな助言をされても、運営側はチェックできません
 逆に、それでも良いと思っています(^^)
 どんなアドバイスがいくらあろうと、最終的に参加しているディベーターの判断と責任においてスピーチを提出して頂きます。それに伴う勝敗も自己責任です。
 ということで、もしこれを御覧の、九州支部関係の方がおられましたら、是非、ディベート未体験の古野さんを支援してあげて下さい。

-----

 そのほかにも数名、参加希望者がおられます。
 ですがどうせなら、全国各地の、中々練習試合ができない、という方々の参加を期待します。
 離島の方とか、地理的に都市部から離れている学校さんとか、便利だと思うのですが、いかがでしょうかcoldsweats01

 参加の締め切りは準備等の関係で、4月14日(月)23時までです。
 ひとまず立論さえ出来ていれば、あとは相手の立論を見てから、それに対応するスピーチの準備を始める、ということも可能ですので、「やってみよう」と思う方は取り敢えず【こちら】をご覧下さって参加申込をして頂けたらと思います。

 いよいよ新学期ですね。ディベーターの皆さんで相談して、参加を前向きに検討して頂けたらと思いますhappy01

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2008.04.08

現状維持=「楽しめるけど勝てないだろうが、いいのか?」

 tw君が「生徒が見る可能性のあるこのブログに書くべきではありません。たとえ心の中で思っていたとしても。」というコメントをくれた

 陰でこそこそせず、きちんと伝えようと思いました(^^)
 「このままでは勝てないぞ」
と。

 昨年の地区予選の一週間前に、物理室で高校部員に問いかけたんです。
 「このままで勝てるの?」
 僕の予想通り、そして部員達が薄々感じていた通りに、会津さんに完封負け、能代さんと八戸さんに勝ちを拾われて、4位で全国を逃すんです。
 tw君も書いていますが、見ていれば、大体わかるじゃないですか(^_^;)
 この準備の状態では、ジャッジに何も伝わらないだろうことぐらい。

 この春休みにも活動を続けましたが
  春休みを終えるにあたり、感じるものは、
   「このペースでは今年も地区予選落ちだろうな」というもの
でした。

 確かに本校は過去において、度々全国大会に出場させて頂いております。
 ですが、全国大会で勝てたのは、4年前の予選リーグが最後です。
 tw君が高校1年の時、当時高3の先輩に無理を言って、立論で使わせてもらった試合でしたね。

 その後、ラバーズS藤君(初代)が高2で入部して、その後2年連続して全国に行きましたが、一勝もできませんでした。中学校でも全国に行きましたが、やはり一勝もできませんでした(ちなみに相手校は優勝しました…(^_^;))

 すると、中高部員が現在、7人いるのですが、7人が全員、全国での勝利の経験がない、という状態です。

 その彼らが「大変だ」「めんどくさい」と愚痴をこぼしたりしながらも、彼らなりに努力や準備はしているのですが、残念ながら、全国の予選リーグを突破した過去2回の先輩方の水準と比べると、明らかにレベルは低いのです。

 そりゃ、たまに息抜きをしてもいいんです。
 ですが、ディベートに取り組む姿勢、ディベートそのものへの理解という根本が、未熟です。

 先輩達は、楽しみながらも、息抜きしながらも、ディベートの本質を熱く捉えていました。
 強い代のメンバーが持っていたのは共通していて、「自分たちで考えて、僕の議論を超える議論を提示してきた」ということ。
 今のメンバーからは「こんな議論はどうですか?」「この証拠資料、使えますよね!」という形で、感心させられる経験が少ない。
 そういう彼らのために「本当に役に立つ議論が書かれてないの?」と、証拠資料の書籍に目を通している自分に気づき、「俺が本を読んでも意味ねぇじゃん!」と気がつくのでした。

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 以前は、ディベートを少し知っていれば(理解が多少高ければ)、全国でも勝てました。
 ですが、そんな時代は終わっています。
 どの地区の代表校も、ディベートについての理解があります。
 顧問がちょっと教えて、立論に手を加えてあげて、小手先で勝てた(相手が弱かった)時代は過ぎ去っているのです。

 困りました。
 うちの部員は、小手先の議論で地区を、そして全国を勝てると思っているのでしょうか?

 ・・・聞いてみると、そうは思っていないようです(^^ゞ
  「準備は大切」だと、分かっているようです。
  でも、今年の論題に対しても、見通しは立っていない…そう答えました。

 僕が心苦しいのは、「見通しを立たせるために何が必要か」ということを見出す兆しがみられないことです。

 「去年負けた時の悔しさを忘れたの?」

 忘れていないようです。
 だとするならば、忘れてはいない悔しさから目を背けているのかな?

 ・・・やはり「~~の準備をしたら全国で勝てた」という経験がないことが致命的なのかもしれません。

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 部員にはっきりと言いました。

 顧問の引いたレールの上を進んでも、勝利に繋がるかどうかは分からない、いや、恐らく勝てないのだろう。
 でも、はっきりと分かるのは、現状を維持するということは、地区予選で敗退した、全国で勝利の経験がない状態が継続されるということ
 何かを変える必要があると思う。
 そして、何が必要かを、自分たちで見つける必要がある
 更には、その必要な何かを、チームで共有して初めて勝てるのが、ディベートという競技だ。
 何かを変えてくれ!

 今のままでも、ディベートは楽しめる(^^) けど、勝てない(T_T)
 ディベートとはそういう競技だ。

 ジャッジに伝えたい核となる内容が見つからない場合に、とるべき方法が2つある。
 一つは、証拠資料の本を「ジャッジに伝えるための内容が書かれてないかな?」という観点で、一生懸命に読むこと(←読み流しては、大切な内容に気づけない。事実、生徒は気づかずに読み飛ばしていて、僕が気付くというケースが多い)。
 もう一つは「ジャッジに何を伝えていいか分からないけど、取りあえずディベートしてみるか(^^)」と、試合をしてみること。その試合から、「本当は何を伝えたらいいんだ?」と探ること。

 前者の「一生懸命に証拠資料の本を読むこと」は、恐らく、疲れる。そう簡単には見つからないからだ。けど、見つけたら、嬉しいし、そして、見つけたものを試合で活用すれば、勝てる。
 後者の「分からないけどやってみる」というのは、楽しいけど、質は高まらない(←議論の材料が増えるわけではない)

 おそらく、この両方をやることが大切だ。

 それでも迷ったら、先輩に聞いてみろ。
 そのために先輩にお願いしたんだから。

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 tw先輩へ。
 負けてから「あぁ。足りなかったのか」と学ぶことも、人生には必要かもしれない。
 でも、負けたら悔しがる、ということが予測できていて、それを自覚できているなら、「じゃぁ何とかした方がいいんじゃね?」とか思うわけだよ。

 彼らの今の努力や苦しさは「現状維持=勝利の経験がない」の範疇を超えていないこと、伝えておきます。

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追伸:まさかとは思いますが、こちらの記事を読んで「勝利至上主義だ!」という印象を持つ方はいませんよね?

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