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2008年3月9日 - 2008年3月15日の1件の記事

2008.03.09

高校論題、プラン後について考察を深めねば…

 試験が終了した昨日は、午後に比較的時間があったので、ビデオを見て高校論題に関して認識を深めた後、中学論題を使って、「否定側第二反駁で何をどのように述べれば、たとえ後ろに肯定側第二反駁で良いことを言われるとしても、否定側に投票してもらえるだろうか」ということをレクチャーしました。

 今日(日付的には昨日)は、午後に時間がありましたが、中学生部員は二人とも用があるということで、本日公開された論題解説を渡して、立論の練り直し(石巻市中学生ディベート大会は立論が3分でしたから、立論を強化する方向で4分にしなさい、と)を指示して帰しました。

 一方で高校生部員には、論題解説を渡した後、「図書館に行って、昨日ビデオで見た内容についてわかるような本を1冊でいいから借りておいで」と指示しました。
 仙台市内には、県立図書館各区にある市の図書館があるので、それぞれが行きやすい図書館に行ってもらいます。
 ディベートが盛んな地域では、論題が発表されると関連図書が片っぱしから借りられる、その競争たるや熾烈だ、と聞いたことがありますが、幸か不幸か、仙台市内でディベート甲子園に向けて取り組んでいる学校は本校だけでしょうから…despair

 …ということで、今日は部活らしい活動はナシでした。
  僕は高校3年生の、国立2次試験後期対策講習でしたのでsad…土曜日の午後にも関わらず・・・weep

 さて、講習が終わった後、僕も若林図書館に行って、論題解説に載っていた中野麻美著『労働ダンピング~雇用の多様化の果てに』を借りてきました。

 パッと見、肯定側の資料でしょうか。

 そして、この本を読んで考えさせられました。

 中学論題ですと、プランは基本的に「携帯電話を禁止する」ことで、プランが(携帯を禁止すれば)現状の問題を解決する、という立論になります。(解決性への反駁は考えられますが、今は置いておきます)

 ところが高校論題では「労働者派遣を禁止する」ことだけの説明では、プランを実施する側のあり方としては“無責任”でしょう。

 労働者派遣を禁止した後、現在の派遣労働者はどうなるのでしょう?

 ここで、“新しい労働形態を創出する”というプランでは、論題を肯定できないと思われます。
 カウンタープランに対する考え方と同じだと思うのですが、“新しい労働形態”と既存の労働者派遣とが共存できると考えられます。すると「労働者派遣を禁止しなくてもメリットが生じる」=「論題は肯定できない」となります。

 ではどうするのかと言いますと、「既存の法体系で、派遣社員以外の形で働いてもらう」ことになると思われます。

 …すると、

  1. 派遣社員以外の労働形態って、どのようなものがあるの?
  2. 派遣社員以外の労働形態は、派遣社員とどのように違うの?
  3. 派遣社員以外の労働形態によって、どのような仕事をしてもらうことができるの?
  4. それが現在より望ましいと言えるのは何故?

という形で、順を追って考えていく必要があると思われます。

 ・・・作業量、多そうだ!!

 こういう学びを積み重ねていく必要があるのでしょうね。
 こういった学びの積み重ねができるチームが、全国で勝ち上がるのでしょうね。

 うちの高校部員は、そこまでやってくれるんだろうか? 正直不安!

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