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2007年2月11日 - 2007年2月17日の2件の記事

2007.02.13

進学実績を誇りたい~“為せば成る”~

 彼からの着信。

 僕のいる物理地学教員室は、電波の状態が弱く、切れてしまった。

 電波の状態の良い、廊下に出ていく。

 この時期の、彼からの電話といえば、これしかないだろう。

 こちらからかけ直す。何度かかけて、繋がった。

 電話口の向こうで彼が言った。

 「先生、やってしまいましたよ。」

… 

 教員室に走る。

 既に何人もの先生方が、学年主任のパソコンの前にいる。
 ネットで、彼の受験番号を確認。

 彼の担任もいた。高校2年次の担任もいた。

 僕は、彼の担任になったことがなく、部活の顧問でしかないのだが、彼とは、彼が中2から5年間、共に闘ってきた同志のようなもの。どの教員よりも派手に喜んでいた。
 まあ、担任よりも先に、部活の顧問に連絡をよこしたのも、部活の関係で、日頃から携帯で連絡を取り合っていたからだろう。

 はい。彼で2例目になります。

 本日、本校ディベート部元部長のW君、
 東北大学にAO入試III期(センター利用)にて、合格しました!

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 彼が2例目、ということは、彼の先輩にもいた、ということです。

 その先輩も、例えば現在山形大学にいるA・正臣君も言います。

 「部活を高3の夏=ディベート甲子園まで取り組んでも、受験は何とかなる」

 彼の前の事例は、我がディベート部が、愛好会として、本校の生徒会の仲間入りした第1期生です。その時の愛好会会長は、AO入試で、筑波大学に合格しました。まあ、彼は本校にて、生徒会活動やその他、推薦に値する取り組みを溢れんばかりに取り組み、担任の先生が「所定の用紙に書ききれない」と言ったほどなのです。
 そんな彼を見ながら「AOとかは面倒くさいですよ。僕は受験で行きます」と、ディベート甲子園以降、勉学にいそしみました。彼の場合は、それ以前から成績が優秀でしたから、まあ思う存分頑張ってくれ…と思っていたところ、案の定というか、センター試験の成績が十分に高いものだったので、「東北大に行きたいのならAOIII期(センター利用)を利用するのはどうか」と先生方から勧めを受け、受験したのでした。志望理由書を書く彼が、「先生、受験するつもりだったのに、こんな形で苦労するとは…」と言うので、「何を言う(^^;、ディベートで立論を書くようなものだろう」と言って笑い飛ばしたくらいでした。

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 という先輩がいたことを、W君にも言っているわけです。

 が、W君は「先生、それは、元々能力の高い人の話でしょ」と言うのです。

 うーん、確かに彼は…(^^ゞ

 2学期、受験勉強に取り組むW君は、模擬試験等で思うような成績を挙げられず、周りのクラスメイト等と比較して、時々、僕に言いました。
 「先生、僕はディベート甲子園に取り組んだ分、みんなよりスタートが遅れていますから…」

 気持ちは分かるけど(^^;、大学受験はディベートとは違う大きな特徴があるのです。

 ディベートは“オープンエンド”、より良い議論の追求に果てがありません。ディベーターの皆さん、たいへんですよね

 ところが、大学受験は、“クローズエンド”です。
 大学受験で課される内容は、必ず、高校の学習指導要領の範囲内
です。

 ですから、真剣に取り組めば、いつか、及第点に達します

 ディベート甲子園と違って、予選突破でベスト16とか、決勝進出とか、全国優勝とかいった、狭き門ではありません。
 序列で、志望大学の定員の範囲内にいればいいのです。
 しかも、成績が上位でも、志望大学が同じとは限りません。志望大学が同じメンバーの中での序列が問題となります。

 そしてもう一つ。

 “オープンエンド”のディベート甲子園に真摯に取り組んだそのエネルギーを、受験に向けることができて、それまで真摯に取り組んできた学習結果に上積みをすることができたなら、部活を最後まで取り組んで(=高3でもディベート甲子園に出場して)からでも受験に間に合うでしょう、と。

 事実、AOIII期(センター利用)というのは、センター試験で十分に高い点数だった人が合格する仕組みです。彼等二人とも、5教科でまんべんなく高得点を挙げました。W君の場合、2学期で英語が伸びたことは、多くの先生方が認めるところです。

 「先生、それは、元々能力の高い人の話でしょ」と言っていたW君は、今後、後輩に、恐らくこう言うでしょう。

 「俺でも出来たぞ」って!

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 それからもう一つ、サクラの咲いた話を。

 彼の前の部長…当Blogにも度々書き込みをくれる元々部長のU君、この度、関東の私立大学より、福島大学の編入試験を受けて見事合格しました!

 この話は、僕を驚かせるのに十分な衝撃がありました!
(ちなみに、彼の担任にも話したよ。同様に大きな衝撃を受けていたよ>U君)

 彼のディベート的な能力が高いことは、私の周りの多くが認めるところで、そのような優秀な人材が東北地区に戻ってきてくれることに、大きな喜びを感じます!

 さっそく彼には、石巻市中学生ディベート大会のジャッジの依頼が来ています。
 「時間がありますから」と言って引き受けてくれた彼は、本当に頼もしい!

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 当然、まだ受験勉強に取り組んでいる人、自分の思うように進路が切り拓けない人、いることでしょう。

 ただ、ディベート部員だった彼等の事例を見て、これはもう、僕の力がどうこう、ではないということを感じます。

 そして、ただただ、下記の言葉を、こちらのBlogをご覧の皆様にご提示申し上げる次第です。

 “為せば成る”

| | コメント (4)

2007.02.11

Q:色紙用のファイルってあります?

 長年、ディベート部を率いて大会に出場し続けていると、対戦校から頂戴する色紙が溜まってきます。

 これを、アルバムのように閲覧できる形で保存したいなーと思っています。

 他校の顧問の皆さんはどうされているのでしょう?

 よく考えると、色紙って独特の大きさですからねぇ。

 今日も、街中の文房具店で「色紙をファイリングしたいのですが、適した商品はありませんか?」と聞いたら、即答で「扱ってません」と…。

 実はネットで下調べをしていたんです。
  http://www.yumegazai.com/default.asp?cd=1104060000

 部費が残っているので、今年度中にネットで購入しちゃおうかなぁ。

 より良いアイディアや情報をお持ちの方、アドバイス頂けると幸いですm(_ _)m

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追伸:2月11日の普通の日記

  • 教会へ行き、注文を受けたバザーの写真を配布。
  • 榴ヶ岡高校ブラスバンドの演奏を残念ながら聞けずに、教会を去る。
    顧問の最上君の指示に気持ちよく返事をしている部員たちを見て、新鮮な驚き。
    しかも最上君の指示にまろやかさを感じた。昔の彼とは印象がだいぶ違うぞ(^^;(いやいいことなんだけど(^^;)
  • 一旦帰宅して、10分睡眠(^^;
  • 『2.11信教・思想・報道の自由を守る宮城県民集会』に参加
    柳父圀近先生の講演を聞く。
    さすが、宮田先生と共に仕事をされた先生、頭がいい!
    特に、ナショナリズムの形成と国民がどのようにアイデンティティーを求めるのか、といった話題について、基礎的な話を学べて良かった。
    そういえば、先日の『東北ディベート交流研修会』で本校OB2人と僕とで即席チームを組んで行なった試合で、U君がフランス革命に端を発し、国家と国民の関係について説き、その観点から裁判員制度の是非について問題を投げかけた。それを思い出しながら話を聞いていた。
  • 今回の柳父圀近先生といい、先週上京して参加した『教員1人1台時代のICT活用フォーラム』にて司会をされていた堀田龍也先生といい、「この人頭いいなあ」と肌で分かるような人に出会えると、こっちもワクワクする
    ディベート関係者にも「この人の頭の回転は速い!」とうなってしまう“切れ者”が多く、それだけでもディベートに関わっている意義を感じる。
    やっぱり、頭のいい人との出会いは、いい
  • 本屋でPCの雑誌(買っていなかった今月号)を買う。
    文房具店に寄ったんですが、色紙用のファイルがないとのこと。
    薬屋さんでBOXティッシュを買って帰る。
  • 充実感を感じつつ、お夕寝(^^;
  • 日付的に今日中に、Blogを更新する。
  • そして、この記事を書き終わると、高3二次講習用の予習再開!
    埼玉大学の過去問が、数学的要素も絡んでいて難しさをかもし出している!
    うーん、うーんと、うなりながら、これを解かねば次の仕事に移れない(T_T)
    頑張れ!>自分

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