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2006年6月25日 - 2006年7月1日の5件の記事

2006.06.29

【共通論題】 “大衆論題”のアイディア

 本校ディベート部は、めでたく、高校1年生の新入部員が一人います。
 まあ、最終的に入部を決めた理由が、部長のバカ話がおもしろいと感じて「愉快なメンバーですね~」というものですから(^^; それはそれで、まあ、有り難い評価です(^^;

 で、彼がディベート部を評価してくれたのは、部活紹介での部員たちのディベートでした。
 『ドラえもんは22世紀に帰るべきである』で、ミニディベート(昨年の全国の決勝で行なわれたもの。時間の関係で持ち時間は一人2分。30秒ほどの立論)をやりました。
 まじめなメリット&デメリットでは受けが悪いということで、完全にネタ(お笑い)ディベート。メリットは「しずかちゃんに対する覗きの防止」、デメリットは「のび太の命を守る(ジャイアンのパンチはドラえもんをふっとばす=のび太だったら死んじゃう)」というものでした。

 筑田先生が女子聖学院中高の授業で行なったのが初めてなのでしょうか?
 夢があって楽しいディベートができます。
 現実と非現実が混じった感じになりますよね。
 ですが、証拠資料が単行本・アニメ・映画・等々といろいろある点を少し難点に思っています。つまり、人によってあるエピソードを知っていたり、知らなかったりすると思うのです。

 それでも『ドラえもん』を知らない人はいないと思います。

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 度々こちらのBlogで書かせて頂いている【共通論題】についてです。

 もちろん、みんなでディベートするのに相応しい論題、全国のディベーターが取り組んでみたい論題を、後程募集させて頂きますが、『ドラえもん』論題のように、誰もが知っていて、誰もが瞬時にメリットとデメリットを想像できる論題を考えてみます

 そのような論題であれば、中学生にとって身近に考えてもらいやすいですよね。

 とにかく、“誰もが知っているもの”を論題の対象とします。
 老若男女、誰もが知っているものって、何でしょう?

 以下に、私が考えた幾つかの論題候補を挙げます。

  • フグ田家は磯野家と別居すべきである。是か非か。
    →家族制度を考えるなどすると、奥が深いかも。
     
  • 水戸黄門は、チャンバラをする前に初めから印篭を出すべきである。是か非か。
    →けが人は減りますが、視聴率は下がる…?
     
  • 日本は国技を変えるべきである。是か非か。(何にするかは肯定側次第)
    →既に横綱には日本人がいない。日本にふさわしい国技って???
     
  • すべての野球中継は延長放送を止めるべきである。是か非か。
    →誰もが一度は痛い目に遭っている。でもたまにいいことも…そして視聴者の声…。

 …あと、「誰もが知っている大衆的なもの」って、何でしょう(^^;?

 ちなみに、会津の藤田先生には「サザエさん」「水戸黄門」が、本校のディベート部員には「野球中継」がウケました。

 良い“大衆論題案”がありましたら、是非ともお聞かせください。m(_ _)m>ALL

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2006.06.27

「自分に負けるな!」

 10分間限定で、現実逃避のために校舎を歩き回っていました。

 「時間があれば会いに行きます」と言った人にお詫びの電話をしました。「忙しそうだということはわかっていましたから」と、許してくれました。ああ良かった。ホッとします。

 移転して広い校舎になりましたが、一人になれる場所って中々ありません。
 広い校舎ですが、どこに行っても生徒がいますから(^^)

 陸上競技場に、走っている生徒が一人、顧問が一人。
 聞けば、陸上の県大会に向けて、試験の準備期間ながら練習しているとのこと。

 うーん、苦しそうな走りだ(^^;
 僕も実は中学校のころ、道場で剣道やりながら陸上部だったので、苦しい気持ちは理解できます。
 今は応援することしかできない、というか、応援得意(^^)。ベガサポなので(^^ゞ

 大声を出した。

 「ガンバレ!」

 少し腕が動いてペースが上がる。 でも、また動きが弱まる。 それが中学生だということも知っている。

 「自分に負けるな!」

 いいラストスパートをしてくれました。顧問の先生もラストラップのタイムが良かったことを誉めていました。よかったね。

 「自分に負けるな!」は、当然、それを口にした自分にも向けられている言葉。

 はい、頑張ります。
 妻が持たせてくれたこしあんぱんでも口にしてコーヒー飲んで、自分を振るいたたせて、まずは行動あるのみ!

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再び…仕事は鬼だ!悪魔だ!

 就業時間は過ぎていますが、当然学校にいます。

 メールでやってくる仕事…頑張ります。 期待に沿った働きができていなくて、本当にごめんなさい。

 授業やっている時間帯であっても会議のお知らせ。え、明日の放課後って高3の物理の講習なんですがご存じでしたか?
 いや確かに、その会議も大事なのはわかっております。どっちやれって?

 今度は別な先生から、明日の空き時間に仕事の依頼ですか。 はい。頑張ります。

 更に別な先生から「今日の合同HRで説明をして頂けるはず…」 ←え、今日初めて聞きましたけど…。

 この書類の締切は本日正午 ・・・ あぁ、出席するはずだった会もキャンセルするしかないですねぇ。

 ようやく放課後なのに更にもっと別な先生から校内MLで「○○の仕事忘れてませんよね~」…はい覚えていました。

 妻は僕が自宅を出るときに「遅くてもいいよ」と理解を示してくれました。感謝!癒されますよね。
 「9時くらいに帰る予定」と出てきましたが・・・うん、恐らく11時は過ぎるわ!!

 あと10分したらテンション元に戻しますんで。それから絶対に頑張ります。というかガンバレ>俺

 どういう順番で仕事をこなせばいいのかすら見えてこない放課後の俺。。。

 あ、ちなみに、ベガルタのホームゲームも、連続3戦、行ってませんよ。
 「どーせベガルタは行くんでしょ」とかいう理論も不成立です。

 ・・・あ、そういえば、今日約束ごとがあったんだ。忘れてた。
 更にテンション下がるなあ。お詫びの電話しよう。そこから始めるかな・・・。

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2006.06.26

ディベートを指導する教員の役割

 先週の土曜日は、生徒を連れて、福島県会津若松市の河東中学校に練習試合に行ったこと、前に書いた通りです。

 河東中学校が昨年のディベート甲子園・中学の部で全国3位の成績を収めることができたのは、何といっても藤田先生の指導の賜物です。
 付け加えると、高校の部で3位だった会津高校の2人も、藤田先生の教え子ですから。

 藤田先生が会津若松第二中学校を率いて、2年連続全国大会の決勝進出(2002年に優勝、2003年に準優勝)をして、「一体どういった指導をしているんだ?」と学びに行ったのが、第1回東北ディベート交流研集会でした。その時に教えてもらったことは、本当にもう『目からうろこ』の数々でした。ディベート甲子園ルールを逆算して、いかに勝利と判定してもらえるのかを考え、試合で能力を発揮するための練習カリキュラムが編み出されていました。それらを東北全体に広めることを繰り返し、東北地区のディベートは底上げを図ってきました。

 その藤田先生の指導方法の中で印象に残ったのは、徹底したスピーチ練習です。
 OBOG会の事務局長を務める野寺君からも、創価中学・高校が、OBOGの手伝いで徹底的なスピーチ練習をすることを聞いたりして、このスピーチ練習というのが、生徒のスキルを高めるのだろうなあ、と思っていました。

 ところが昨年の東北予選の際に、本校(中学)は河東中学校と対戦、敗れるのですが、その時に藤田先生に「やっぱりスピーチ練習を繰り返していたんですか(^^;?」と聞くと、「いや、今年は論題について考える機会を多く設けた」というお返事。「あれぇぇ??」と思ったのでした。

 そして今年、河東中学校との練習試合の後、生徒には夕食を取らせている時間に(まあ部長がしっかりしていて助かります)、藤田先生と飲みに出かけて、いろいろと話をさせて頂いて楽しかったのですが、またまた印象に残ることを聞きました。

 「ディベートは、生徒と論題に関して、あーだこーだと話し合うことができる。そこがいい。」

 ・・・なるほど!

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 最近の部活で僕は、部員と、論題に関して、かなり議論しています。
 スピーチ練習も大事ですが、そもそも論題に関してディベーター自身がどう思うのか、そこが原点だと思いました。

 昨年の全国大会前日の練習試合で、否定側立論の生徒がジャッジのOGから「デメリットがあるんだ、という思いが伝わらなかった=それがデメリットだと感じられなかった」という厳しい指摘を受けたことが忘れられません

 論題に関する一定の見解を、自分の中に持つ。これが大事です。
 (小論文でも一緒です)

 ある年月を生きてきた大人として、論題に関連する事柄を語って聞かし、生徒と正面から議論する・・・ここにも教育ディベートの大切な本質があることを実感しています。

 全国の教員の方々に。
 ディベートの知識が少なくても、論題に関する大人としての見解を持って生徒と一緒に議論し、語り合うだけで、十分に指導になっています。
 放課後の部活動や授業など、是非、生徒たちがディベートに取り組む場を後押ししてあげて下さいm(_ _)m

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2006.06.25

【共通論題】を用いた初心者用教材

 今年は【共通論題】を用いて、ディベートの普及に努めるべく、【共通論題】を用いた教材づくりに取り組みたい旨、以前こちらに書きました。

 またディベートの普及には、授業でディベートを取り上げて頂く必要があることを、昨年の石巻の大会が中止になったことから痛感していることも、昨年書きました。

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 さて、教室ディベートの初心者にディベートを教えるとき、ディベートの経験者の皆さんは、どのような手順で教えますか?
 …教えられますか?

 …そういったディベートの普及させる情報が乏しいからディベートは普及しないのでは?

 私が紹介できるのは3つです。

○池田修先生の「シナリオディベート方式」(筑田先生の「5年1組」のパターンもこれに近いと思っています)
 →模範的なディベート原稿をフルセットで与えて、それに勝ちに繋がるためのアイディアを加えてもらう。アイディアが僅かでもディベートのレベルを高める経験となる。

○岡山先生の「ディベートアゴラ方式
 →立論と証拠資料集を与えて、質疑や反駁の原稿はそれぞれが考えてもらうパターン。証拠資料集の活用(引用&並べ替え)によって、緻密な議論がすぐに体験できる。

○太田先生の「つばさプログラム方式」
 →インタビューで複数人の意見を集め、ラベルの拾い出し→リンクマップ→立論作成→立論&質疑で部分的なディベート体験ができる。短時間でゼロからディベートを成立させるところが大きな特徴。

…関東以北の方々の情報しかありません(^^ゞ
東海より西の方々の情報があれば、教えて下さい。勉強させて頂きます!

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 ディベートの普及を図るには、上記の良いところを全て汲み取るぐらいの、至れり尽くせり状態である必要があります。
 よって、私達が教材として準備すべきは

(1)【共通論題】を用いた『ディベートシナリオ』
(2)【共通論題】のディベートで活用できる『証拠資料集』
(3)授業案等、教員がディベートを指導する手順を示す『教員用マニュアル』

 ひとまずそのことを目標に、東北ディベートネットワークのページで稼働中のプロジェクトで作業したいと考えております。

 実際に教材作成の作業をするのは、全国大会が終わってからだと思います。

 ということで、全国大会までは、授業で活用して頂けそうな論題案を検討したいと考えております。
 引き続きこちら『でぃべーたぶる』等で情報を発信したいと考えております。
 どうぞ宜しくお願いたします。

 御意見・ご感想等、心待ちにしておりますm(__)m>全国のディベーターの方々

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