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2005.11.24

サイエンスカフェ・地震予知の最前線

 月曜日の午後6時~7時半は、東北大学サイエンスカフェが、メディアテークで行なわれました。
 学校を慌ててとび出して、何とかギリギリに間に合いました。
 地震予知に関してはうちの妻も関心が高く、夫婦で参加しました。妻とはメディアテークで落ち合いました。

 東北大の地震・噴火予知研究観測センター長谷川昭先生の講演で、地震の発生メカニズムに関する『アスペリティーモデル』のお話でした。
 簡単に説明しますと、プレート境界には地震の“起きやすい場所”が存在し、そこは普段はかたい岩盤同士がかみ合っているのか、プレートの移動の際に固着して動かず、そこにストレスが溜まって耐えられなくなったときに大きく動く、というものです。その“地震起きやすい場所”とは、かなり限定された(私の想像以上に)小さいエリアでした。

 それらのアスペリティーが複数同時に動くと(まるで押さえの爪が複数本同時に折れて、押さえが効かなくなり、致命的に動く)、大きな地震を発生させる場合もあるとのことです。

 夫婦して、納得して帰ってきました。理解が深まりました。
 また、会場の質疑応答も工夫が凝らされていて、質疑応答を聞いても理解が深まりました。

 アスペリティーモデルという専門的な話も、観測事実を丹念に積み重ねて導かれたモデルであることがよく分かりました。
 まさに、“立証の深さ”を感じました。

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 難しい話であっても、このような理論的な話・根拠の明瞭な話を伺うと、強く納得させられます。理論的な話に興味をそそられる僕は、やっぱり理系の人間なのだと、つくづく感じます。

 ディベートの立証も、こうあるべきだと感じました。

 また今回、私達の席にいたファシリテーターの方も、よく学んでいらっしゃる方のようで、テーブルの高校生や私達の質問に適切に答えてくれて、そこでも理解が深まりました。

 この講師と聴衆の間にファシリテーターがいて、聴衆の疑問に答えて理解を深めてもらうシステムは、以前も効果的だと思いました。

 今週の日曜日に本校で行われる「宮城ディベート“楽しみ隊”」で、このシステムを活用できないかと模索した実践を試みます。報告は後程。

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コメント

長谷川先生の話はおもしろかったでしょ。
俺も何度も聞いたことがあるよ。
宮城県沖地震に関しては超有名人だし、一年に何十回も公演してるから話し方も上手。

宮城県沖地震は日本で一番有名な「近い将来必ず起きる地震」なので、研究者も優秀な人ぞろいだよ。
機会があったら他の先生のも聞いてみるといいぞ。

投稿: クリクリ | 2005.11.24 19:41

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