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2005.09.22

サイエンスカフェ in 仙台

 東北大学がサイエンスカフェという企画を始めています。

 「理科離れ」が叫ばれる中、最先端の内容を一般市民にわかりやすく伝える“場”として、このスタイルは良いと感じました。
 最初の30分は講演、次の30分がテーブルトーク、最後の30分が全体的な質疑応答です。

 テーブルトークがミソです。
 各テーブルには、東北大学の教員や院生、学生が一人ずつ座っていて、一般市民が4人くらい、計5~6人で一テーブル、ワンドリンク300円です。
 講演の内容に関する雑多な質疑に対し、まずはその教員と院生、学生が応じ、それでも答えられないような質問を紙に集約してスタッフが集め、その中から大事だと思われる内容を講演者が答えます。比較的効率良く、適確に会場の疑問に答えて、一般市民が学べる仕組みになっています。

 理科の教員として「うまい仕組みだ」と、まずは感じました。1998年にイギリスで始まり、ヨーロッパやアメリカで急速に普及しつつあるそうです。

 20日(火)に、ニュートリノの講演を聞いてきました。東北大学大学院理学研究科の鈴木先生の講演はわかりやすかったです。会場の雰囲気を掴んで、難しい内容を上手に説明する術を知っておられていて、「この方は頭の良い方なのだろう」と感じられました。また、テーブルトークでは、大学院生の方が私の疑問に適切に答えてくれて、難しいニュートリノの事について理解を深めることができました。

 せんだいメディアテークの1Fという空間が、そういった学びにも相応しい雰囲気をかもし出していました。

 その日は、ニュートリノに関心をもってくれた化学の先生と一緒に行きました。
 また、その日は物理の講習の予定だったのですが、「問題演習より最先端の物理の話を聞こう」と高2理系に呼びかけたところ、3人参加してくれました。高2は研修旅行で明石天文台コースを選択すると、ニュートリノの話が聞けるそうなので、その予習としては最適だったでしょう。ただ、まだ仕事とエネルギーを完全に学んでいる訳ではないので、内容が理解しにくかったかも(^^;

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 実は校長先生より、本校の理科会を経てこのサイエンスカフェのワーキンググループに加わるよう、打診がありまして、ネットを介した企画等の話し合いに参加することになっております。仕事が増える~…仕方なし。頑張ります。

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 ディベートの普及に、この形式が使えませんかね?
 こんな感じで、ドリンクでも飲みながら楽しく話を聞いて、じゃあやってみましょうという感じでディベートをやってみるとか。

 いや、それは『宮城ディベート“楽しみ隊”』などの、地域でのディベート活動に委ねるしかないのかなあ。

 一般人の垣根を下げる、ということを、ディベートの側も上手くやりたいですよね。

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