カテゴリー「ディベート07-08」の69件の記事

2009.01.03

音声データ「少年犯罪加害者の実名報道」~'08東北ディベート交流研集会

 一昨年の正月と同様に、2009年最初のディベートに関する記事は、昨年末に行われた『第6回東北ディベート交流研集会』で行なわれた練習試合の決勝戦について、ICレコーダーで記録したデータを加工し公開しました、という記事です(^^)/

 こちらです → http://homepage3.nifty.com/online-debate/tdn/voice/jitsumei/index.html

 今回初めて参加して下さった塚田さん@東北大大学院が、「最初の試合と比較して、皆さん驚くほど上手になった」と好評価して下さりましたhappy01

 また、この「少年犯罪の加害者の実名報道を法的に認めるべきである。是か非か」の論題は、生徒たちにとって難しいのではないか、という下馬評を耳にしていましたが、この2泊3日で「ここまで来たか!」という議論を繰り出す立論にまで至っております。

 それに対して塚田さんが、「皆さんのレベルが上がったので、更に議論をかみ合わせるための要求も変わります(上がります)。もう一段階レベルの高いナンバリングとラベリングをしてみましょう。」という講評をして下さりました。新しい見地に私達を引き上げて下さるコメントだと感謝します。

#塚田さんからのコメントを受けて講評部分を聞きなおし、↑を一部修正しました。

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 このICレコーダーのmp3のデータを加工する技術は、うちの高3のI君も出来ます!
(今回、下請けに出そうかと思ったくらいで(^^ゞ)

 比較的手軽に出来るのですから、各地でのディベート実践を、是非公開してもらいたいものです(^^)

 データの加工方法について教えてほしいなどのご要望がありましたら、ご連絡下さい(^^)/

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 正月に3つも記事を作成しました。「さて、次はディベートの記事を」と思って、何にしようかと思ったのですが、データを公開する約束を参加者の皆さんにしていることから、この記事からのスタートとなりました。

 引き続き、ディベートに関する情報を発信し続けたいと思います(^^)

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2008.12.10

第6回東北ディベート交流研修会in八戸 参加者募集!

 以前予告しておりました『第6回東北ディベート交流研修会in八戸』について、参加者募集の準備が整いました。

 詳しくは『東北ディベートネットワーク』のページをご覧下さい。

 予告も書きましたが、「昨日の敵は今日の友」方式の練習試合最初は一対一の個人戦、次は対戦相手と組んでの二対二に、最終的に四対四のチーム戦となるトーナメント)を通じて、ディベーターとしてのスキルも、ジャッジとしてのスキルも、指導者としてのスキルも高める、という企画は、相当効果が高いと、自信を持ってお勧めする次第です。

 また、初心者の方でも参加が可能です。参加申込の際にその旨明記して下さい。
 サポート体制を整えつつ、自立的な学びが可能な企画となっております。

 年末にお時間がございましたら、是非八戸にお越し下さい!

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2008.11.23

進化する“ディベートde総合的な学習”

 以前、岩手県立盛岡第三高等学校の総合的な学習(略して“総学”)で行うディベートに関して協力していることを書きましたが、実は様々な助言は続けさせて頂いていて、困難を乗り越えつつ進行しております。

 特に、ディベートを授業やホームルーム等で導入したことのない私にとっては、現場の声を率直にお聞かせ頂けていること自体がものすごく貴重な経験となっています。

 また、NADEのディベートに、ある程度長く主体的に関わっていると、そういった困難を乗り越えるためのノウハウが幾つも思いつくのです。

OBOGの皆さんにも、そのノウハウがあるはずですので、地域でのディベートの取り組み
#に困っている方がいらっしゃったら、ご協力・ご助言のほど、よろしくお願いします。

 その中で、2つのアイディアが生まれました。

1:定義とプランが提示された論題の提供

~~《佐々木先生宛のメールより》~~

>今日生徒の方から、
>
>「『夫婦別姓』って具体的に何を指すのか定義がはっきりしないと議論にならない
>んですけど、配布された資料(ディベートアゴラのモデル立論です)の定義をその
>まま使っていいですか?」
>
>「少年犯罪の実名報道については、具体的に何歳からこんな条件で、って区切っ
>てもいいんですか?でないと話が広がりすぎて収拾つかなくなりそうで」
>
>お~君たちはなんてかしこいんだ!
(中略)
> ガイダンスのときから、できるだけ専門用語を省いて説明してきたので、立論
>シートも定義とかプランとか、書く欄をきちんと設けていなかったのですね。
(中略)
> やはり「定義」とか「プラン」とか、教えることを面倒がらずに、きちんと形式に
>のっとってすすめるべきでした・・・。

 これは僕も勉強になりました。
 議論をかみ合わせるためには、前提条件を共通にしておく必要があって、それが「定義」及び「プラン」なのですよね。
 大学生以上のディベートですと、「定義はそれでいいのか」という点もディベート上で争われるのですが、中学生以下だと、最低限の定義とプランを付帯文で定義してあげておいた方が親切だ、と言われています。
 高校生ですと、例えば夫婦別姓にも様々な形式があって、今回のディベートでは~~を認める、と考えることも学習でしょうから。
 そうすると、定義やプランを決めるのが、議論を始める前に必要なんだよ、という指導が必要なのだなと。

… … (別なメール) … …

> 論題と決めるときに、今回は中学生のように定義とプランをこちらで提示すること
>にしよう・・・と思って立論シートに記入欄を設けず、あえて説明もしなかったのです。

 なるほど。他校にディベートの論題を薦める際には、少なくとも定義に関する解説を付しておく必要があるのですね(^^)。

#例えば、「積極的安楽死」と「消極的安楽死」「尊厳死」との違いや
#夫婦別姓のあり方、など、教員側も知っておいた方がいいですよね。

~~~~(引用終了)~~~~~~

 ディベート甲子園要に『論題解説』があるように、これから総合的な学習でディベートを取り入れようというする学校宛に、更に簡潔かつ必要な内容の書かれた解説があれば、先生方も生徒も、よりスムーズにディベートに取り組めるのかな、と思いました。

2:リサーチの期間に、短いフォーマットでのテストマッチの実施

 これは担当の佐々木先生が「(準備に充てる時間が終わりそうなのに)生徒の準備がパッとしなくて(T_T)」という嘆きのメールに対してのアイディアでした。

~~《佐々木先生宛のメールより》~~

 試しに来週、練習試合をしてみたらどうでしょうか?
 一番できていそうな2チームを、立論シートのままやってごらん、とするのです。
 時間が余る=間が持たない時の恐怖、というのは、体感しないと分かりませんよね。(まるで準備をしていない授業をするような感じなのですが(^_^;))

 そして、間が持たないチームのディベートが、説得力を持つはずがなく、ジャッジはそれを目の当たりにすることになるのです。
 判定シートに「改善してほしい点~弱い議論と感じた点・反駁で小さくなった議論」の欄があります。
 (大会ではないので)ジャッジは結構気楽にクラスメイトの議論を聞いて、「やっぱりそれじゃあ弱いねぇ」と、そのシートに書いていくのです。

 そうすると「実はうちらも、ああなるの間違いない!やべくね?」となって、手を加えていく訳です。

 宮城野高校でも、一番最初にやったチームが「もう一度やりたい」と言っていたと聞くのですが、それは「最初はコツがわからないから負けたんだよぉ!」という心の叫びの裏返しかもしれませんね

 ということで、わざと良さげなチームを各クラスでピックアップして、さらにわざと短いフォーマットで練習試合をさせて、「このままでは本番は大変だ!」「でも、お試し試合でよかったね~」というようなことで、生徒の現状を自覚させる、というのがいいかもしれませんよ。

… … (別なメール) … …

 実際に試合をしてみると、準備不足のチームは恐らくショックを受けると思うのです。試合の勝ち負け、というよりも、ジャッジの多くから“評価されない”ということですから。一方で、多くの人に伝わった、という勝った側の喜びは、今後に生かされることでしょう。

 ということで、ミニディベートで練習試合をしてみて下さい。

肯定側立論:2分
 (準備:1分)
否定側質疑:2分
否定側立論:2分
 (準備:1分)
肯定側質疑:2分
 準備:1分
否定側第一反駁:2分
 準備:1分
肯定側第一反駁:2分
 準備:1分
否定側第二反駁:2分
 準備:1分
肯定側第二反駁:2分

 合計20分
(立論の交換がなされていない場合には、質疑の前に準備時間を入れて22分)
*話す内容がなくても、時間が残っていたら、計時し続けます。
 空白も、経験と勉強のうちです(^_^;)

 必ず、勝敗判定をさせて下さい。
 例の勝敗判定の紙に、良かった点、悪かった点を書かせて、練習試合をした生徒たちに「君たちのディベートは、聞き手にこのように伝わったらしいよ」として、「ディベートは肯定・否定の双方に一理ある論題が設定されてます。来週までに改善点を改善すれば、負けたチームも勝てるかもよ。勝ったチームも、聞き手に更に伝わるディベートを目指そう」、また「ジャッジの皆さんも『明日は我が身』で、自分たちがディベートするときには、聞き手に何を伝えたらいいのか、良く考えてね」としてみてはどうでしょうか

 このミニディベートで練習させる、というのは、宮城野高校の時にはない、ナイスアイディアだと思っております。その効果が実際にはどうなのか、是非お聞かせ下さい。

… … (別なメール) … …

>ついいましがた、バロッドシートを提出しにきた生徒から
>『すっごい面白かった!!13対12で白熱しました!』
>といわれ、ちょっとほっとしました(^o^)
>
>テスト前なんだから自習でいいじゃん、という生徒も文句もあったのですが、強行突破
>してよかったです。

~~~~(引用終了)~~~~~~

 これは、我ながらナイスアイディアだったと思います。

 そして、この実践で、盛岡第三高校の先生方及び皆さんは、ディベートの教育実践において大切なことに気づいて下さるのです。

~~《佐々木先生宛のメールより》~~

> ディベート=「話す能力」を培う・・・というイメージが一般的にはありますよね?
> 「言い負かすゲーム」という誤解も。
>
> でも昨日の試合を見た先生方は、ディベートを通して「人の話を聞く力」が不足して
> いることを感じた・・と言っていました
> 話を聞いて、それに応えて意見を返す・・・これってすごい訓練ですよね。

 佐々木先生ほか、盛岡三高の先生方がこの点に気づかれたのでしたら、とても素晴らしいです!

 全くその通りで、ディベートで大切なのは「聞く力」です。
 しかも「あとで話すため」という目的を与えて、“スイッチ”を入れた状態で相手の話を聞くことになるのです。惰性で聞くのとは違う「聞く訓練」になります。
 また、自分の意見を述べるためにも、相手の話を聞き、それを理解するからこそ、自分の意見が出るのであって、それで初めて「表現」に繋がります。これはディベートでも、小論文でも、面談・面接の応答でも一緒です。

 また「人の話を聞いて理解する」という能力は、普段の授業の場面でも、絶対に必要な能力なのですから、その資質を伸ばすことは重要で、他の先生方からも賛同を得られるはずなのです。(授業中に「話を聞け!」と叱るだけでは、話を聞く資質を伸ばせないはずなのです(^_^;))

~~~~(引用終了)~~~~~~

 終わっていない段階なのですが、僕はとっても嬉しいです!

 最終的に良い学びとして終わることを、とても期待し、最後までサポートしたいと思います!

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初めてディベートの講師に。更にご意見に答えます

 去る11月7日に石巻市立門脇中学校で行われた『平成20年度石巻教育研究会国語研究会 一斉授業研修会』の講師を務めました。
 もちろん、長い間一緒に活動させて頂いた三浦二三夫先生が事務局に関わっていて、石巻の先生方に「講演の話を聞くより、論より証拠で、中学生のガチンコの試合を見てもらおう」という趣旨での研修会を企画して下さったからこそ、声をかけて頂いたと思うのですが、私にとってはディベートに関して、このような公式の研修会の講師を務めさせて頂くのは初めてでしたので、光栄ながらも緊張しました。ですが、ディベートとはいかなるものか、を伝えるのは、生徒対象に何度も何度も繰り返していることですし、また、現場の先生方がどういったことに困っているかは、同じ職業の人間としてある程度イメージできましたので、その点はうまく伝えられたと思います。

#前回はこの、全体研修会の後に特別に設けてもらった時間の講師でした(^^ゞ

 三浦先生のこの意図はバッチリ当たっていまして、31通集まったアンケートのうち16通に「ディベートは知っていましたが、実際の試合を初めて見ました」という趣旨のことが書かれていました。
 約半分が、実際のディベートを見たことがない、という結果ですが、全国的にもそのくらいの割合ではないかな、と予想します。ディベート甲子園が行われて13年経って…半分でも御の字でしょうか?

 ただ多少、話の取捨選択に失敗して、時間が不足して、特に「小学校ではいかにディベートに取り組むか?」を伝えきれなかったなぁ、と反省しました。

 予想通り、アンケートにはその点を指摘した声が2つありました。
 アンケートの声は少数でも、実際には多くの先生方が、こちらのアンケートのような疑問や意見を持たれているのではないかと予想します。

 それらの声に明確に応じるのが、本当は大切だったはずなのです!

 ということで、多少時間的な遅れはありますが、『Debateフィードバック掲示板』の専用ツリーにて、順次応じていく予定です。

 ちなみに試合は、参加して下さった先生方に挙手で投票してもらうオーディエンスジャッジだったのですが、圧倒的に門脇中学校への投票が多かったです。

#挙手の投票方法は、池田修先生が実践された方法ですhappy01

 この判定の後「それぞれの先生方が判定意見をお持ちだと思いますが」としてしまったのですが、会が終了して「先生(名越)はどのような判定だったのですか?」と質問を受けました。これは的を射た質問で、「講師としてきている同じ学校の教員はどちらに投票するのか?」「例えばこのディベートをどう評価したら良いのか?」という疑問には答えておくべきでした。

 私も、門脇中学校のメンバーの勝ちだと思いました。

 勝敗判定的には、肯定側の本校が相手の議論を過度にドロップしたという判断をしました。
 肯定側が否定側の「多くの人がデメリットを被る」という主張を、質疑で「でも本当は、緊急時に遭遇するような、ごく限定的な人が被るでメリットですよね?」ということを確認して、それ以降、相手の議論は小さい、として試合が進行しました。ディベート甲子園ではこのような形で肯定側が勝つケースが多かったと思うのですが、今回はそう小さい議論ではない、と判断したジャッジが多数でしたし、私もそう思いました。ですから「多くの人に我慢してもらってもなお、被害に遭う小中学生を救うためにプランを実施すべきその理由」をきちんと説明していない肯定側は、説得力に欠けると判断しました。

 次に、今回は、多くの先生方に見てもらうということで、両校で立論を交換した状態での試合にしました。(正確に言うと、本校が全国大会で使った肯定側立論を本校が、否定側立論を門脇中学校が使いました)
 そこで門脇中学校は、この両方の立論が戦えば、否定側の結論としては「数」の議論で勝つ、しかない、と見定めて、第一反駁及び第二反駁までよく準備していました。
 この点でも、本校も練習を積んで臨んだものの、相手の方が上回っていました。

 最後に、ディベート甲子園の東北予選・3位決定戦、つまりは全国に行けるか否かの大事な一戦で本校に敗れた門脇中学校が、リベンジに燃えて良く頑張ったのが感じられました。試合というものは「競技に臨む真摯な気持ちを持ち合わせているか否か」が大きな要素になるものだと思います。

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 私はディベート部の顧問ですが、教科等の関係で、授業やHRでディベートを扱う機会がものすごく少ないものですから、現場からの声が講師としての私にフィードバックされることは非常に貴重でした!

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2008.11.15

予告:12/26~28 in八戸『東北ディベート交流研修会』

 東北支部で、毎年冬に、指導者も現役中高生も、互いのスキル向上に役立ててきた『東北ディベート交流研修会』、福島→岩手→宮城→秋田→山形、と会場を移しまして、今年は青森県での実施が決定しております。

 このたび、会場を仮押さえをして、日程を確定させました。

12月26日(金)夕方~28日(日)正午頃まで
会場:『三八教育会館』

http://www.38kyouiku-kaikan.or.jp/index.htm

 東北支部の方々のみならず、他支部の方の参加も大歓迎です。
 特に北海道支部の方、札幌方面からでしたら、苫小牧からフェリーで、函館(道南)方面でしたら、列車1本で八戸まで来れます(^^)

 研修内容は「昨日の敵は今日の友」方式の練習試合最初は一対一の個人戦、次は対戦相手と組んでの二対二に、最終的に四対四のチーム戦となるトーナメント)を通じて、ディベートのスキル、ジャッジのスキル、指導者としてのスキルを高める、というものです。至ってシンプル、でもそれが最も重要な点をねらいに定めます。

 近々、開催要項を公開し、参加者募集及び企画をより深めるため話し合いを開始いたします。

 以上、予告でした。m(__)m

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2008.11.02

そして、ディベート甲子園のOBOGの皆さんへ、お誘い!

 先日は現役生に、ディベートを介した友達を全国に作るといいですよ、とお誘いしましたが、当然次は、大学生以上のOBOGの皆さんに呼びかけます(^^)/

 多くの人が地元の地域の中学・高校で青春の6年間を過ごすと思うのですが、高校卒業後には、更に多くの人と交わる大学等の世界が広がっています。その中で、ディベートについての思い出や、そして将来について語り合える仲間と繋がれることは素晴らしいことだと思っています。

 そんな皆さんの交流を手助けする、ディベーター専用のSNSが作られました!
 ディベートに関わりがあったことが確認された人のみ(全国出場のみならず、地方大会出場でも、またディベートの大会に出る友達を手伝ったことがある、などもOK)が許可制で加入できる、安心感のあるコミュニティーです(^^)(これって最近のネット事情においては結構貴重だと思います)

 OBOG会会長のウマオカさんが作成して下さった案内文をご紹介します(^^)

***********************
ディベート甲子園OBOG会SNS公開のお知らせ

■すでにOBOG会入会されてる方は、SNSの招待がMLで流れているのでそちらでご確認おねがいします。

■以前OBOG会に入会したのにメーリングリスト見たことない!?という方
入会申込用紙記入時メールアドレスが未記入だった、メルアドが間違っていたためMLに登録することができていない方がいます。
alumni@nade.jp (←OBOG会メールアドレス/OBOG会Webチーム行き)に大至急、お名前と関係支部名とメルアドをご連絡ください。
一度でも入会用紙を記入していただいた方は名簿があるので、ちゃんと会員照合できます☆

■OBOG会なにそれ? SNSとか参加してみたい♪と思われた方
http://alumni.nade.jp/index.html (OBOG会公式HP)
OBOG会入会フォームより手続きお願いします。
http://nade.jp/alumni/join3.html (OBOG会入会フォーム)
OBOG会入会後、WebチームよりSNSの案内を送らせていただきます。
携帯のメールアドレスでもご登録が可能です。
(ただ結構長い文書が送られてくることもあるので、パソコンのアドレスをお勧めします)
会員には賛助会員(年会費無料)と一般会員(年会費500円)と賛助顧問(教員等)の3種類あり、SNSでのコミュニティ参加特典差がございます。
一般会員お申し込みの方は入会フォームより登録後、後日各支部でのオフ会or総会で500円お支払いいただくか、お近くの運営委員にお支払いください。
http://alumni.nade.jp/staff.html (運営委員一覧)
*****************
ちなみに皆様より頂いた500円は後輩スタッフやディベーターのために
今後 企画を行う際のとっておきの資金として少しづつ貯蓄しています。
募金のつもりでも結構ですので、是非この機会にOBOG会にお越し下さいませ☆
ディベートには多忙で参加できないけど、オンラインで近況報告程度ならできるかもという久しぶりの皆様も折角ですので、この機械に是非どうぞ☆
懐かしく盛り上がりましょう♪

-- (↑上記文章は、転載OKのようです。皆さんのBlog等でアピールお願いします!

 私、OBOG会の世話人代表なのですが、ウマオカさんが代表でいてくれるからOBOG会が安定しているんだ、と確信しています(^^) 本当に感謝ですm(__)m>ウマオカさん

 ということで、まだ入会されていない人は、ひとまずOBOG会入会用の専用フォームを使って入会して下さいhappy01(本人確認をすることで安心できるSNSとなります!)

 「ディベート甲子園に選手として出たことがないんですけど…」という、例えばディベート部の顧問などの教職員の方やジャッジの皆さんは、私が運営する「世話人の部屋」という、まぁ学校で言えば“教職員休憩室”みたいなコミュニティーでまったりしましょう(^^)/

 ネット上ってあってもディベートの話題はまだまだマイナーだと思うのですが、さすがにディベート専門のSNSだけあってコアな話題が多いです!ディベートの情報を欲している皆さん、早速OBOG会入会フォーム経由でSNSにお越し下さい!
 お待ちしてます(^o^)/

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2008.10.30

更なる増殖希望!現役の皆さんへ

 遠い日の花火を懐かしむがごとく、今年の全国大会も過去のものと思ってしまいがちです。
 尤も、来年の全国大会で、今年よりも少しでも良い成績を収めてみたい、と思って日々前進している訳ですから、全国の熱気というものも徐々に冷めていくのも仕方のないことかもしれません。

 さて、こちらの記事へのコメントで、わが盟友アマサイさんより「ディベートラバーズの増殖」について触れて頂きました。

  【 こちら 】のメンバーリストを見てみると、僕の知らない間に、更に増殖coldsweats01していたんですね!喜ばしい限りです!特に北海道のディベーター達が、先輩ディベーターの背中を追いかけたいと思って仲間に入ってくれたのだろうなぁ、と思って嬉しく思いました。今年の北海道予選が終了した後、渡井君が会場に集まったディベーターに訴えかけていたのを思い出します。

 本校では何と中1のメンバーK君が!

 ラバーズと言えば、地理的なハンディを乗り越えるために、ネットを介して交流する、というのがあるのですが…確かにK君はネット利用に長けていますが、そうかぁ、ここまでディベートにハマってくれるとは、4月当初は考えてなかったんですよねぇ。

 ・・・ですが、できれば、もっと多くの地区の中高生ディベーターが、交友の輪を広げる動きに加わってくれれば嬉しいなぁ、と思うのです。

 うちのマクベもそう言っていますしconfident

 実際のところ、中学生&高校生が、遠くに住む中学生&高校生と親交を深める機会って、そう多くなくて、中々そういったきっかけって掴めないと思うのですがどうでしょうか?

 僕自身、第2回とか第5回の、ディベート甲子園に参加したての頃は、東北支部の方々とも繋がりがなくて、全国の会場で非常に心細い思いでいたのを思い出します。

 どうせなら、全国の舞台で、ライバルであり友であるディベーターとの真剣勝負ができる、というような環境もいいのではないかと思うのです(^^)

 後に続く若いディベーターが、先輩ディベーターの安心して追いかけてもらえるようなディベート界であって欲しいなと思います。各地区大会が盛り上がり+ディベーター同士の絆の深まり、が、より良いディベートの普及に繋がればとも思います。

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2008.10.15

協力依頼:“総学”ディベートリンク集構築

 喜びのサプライズは1通のメールから。
 岩手県立盛岡第三高等学校で、総合的な学習の時間を担当する先生からでした。

 それはいつも【連絡を取ろうとする勇気】から始まるのだと思います。

#「総合的な学習」を略して“総学”と呼ぶのも初めて知りました(^^ゞ

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突然のメールで失礼いたします。

このたび本校の総合学習でディベートを取り入れることになり、先生がネットで公開されているディベートの資料や実践報告を拝見させていただきました。大変充実した内容で、とても良い勉強になりました。
なにぶん素人でどのように指導してよいものか途方に暮れていたところ、先生が作成されたディベートのシナリオを見つけ、さっそくガイダンス教材として活用させていただきました。
使用する前に許可をいただくべきなのですが・・・事後承諾になってしまい申し訳ありません。
使わせていただいたのは「年賀状のおもて面は手書きにすべきである」と「携帯電話所有・使用の禁止」です。

また本校ではホームページで総合学習の取り組み内容を公開しています。
不躾なお願いで恐縮ですが、先生のお名前とサイトのアドレスを明記した上で、先生の作成された資料を含む教材を公開させていただいてもよろしいでしょうか。
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 大歓迎\(^o^)/

 一方で、『ゼロからのディベート』の移行が遅れていて、こうした先生方が必要とする情報が整理されていないことを申し訳なく思ったのでした。

 また、先生からのメールを読んで、理に適った指導を進めておられることも察しました。この2つのシナリオを利用して下さったということは、まずは「ディベートとは何か?」を見せて、次に立論1分半の年賀状マイクロディベート、そして立論2分の携帯マイクロディベート、と、段階を踏んだ指導をされているはずなのです。
 きっと、宮城野高校の総合的な学習をサポートした記事を読んで下さったのだろうとピンと来て、たぶんまじめで一生懸命な先生で、でも次はいよいよ生徒自身に議論を作らせる段階に入るでしょうから、困っているんじゃないかなぁ?と思ったのでした。

 この予想は当たっている訳です(^^)v
 そこで、週末をかけて、宮城野高校用に作成したファイルを手直しし、盛岡三高さんで行われるだろう授業に適したガイダンスファイルを作成し、お送りしたのでした。
 また、宮城野高校さんと同様のサポートをすることを申し出ました。

 状況は僕の予想以上に良くて、昨日の総学の時間に、生徒が取り組む論題を選ぶ、というところまで進んでいました。
 でも、論題選びが、この実践の可否を分けます!
 そこで聞いたところ「ディベート甲子園論題+α」でリスト化している、ということでした。うん、素晴らしい!
 ただ、「できれば医師不足に関係する論題が…」というリクエストがあったので、最近作られたディベート甲子園OBOG会のSNSからヒントを貰い、お伝えしました。また、「ディベートアゴラ」のページを紹介して、そこに過去の立論がある論題は生徒が取り組みやすい、ともアドバイスしました。

 結果として挙げられた論題案は、26もあるのです!
#小さな文字にさせて頂きますm(__)m

  1. 「日本政府は保険医の登録に際し、国の指定する地方での3年間の勤務を要するものとすべし」(医師不足解消に関する論題です)
  2. 「日本は少年犯罪の加害者の実名報道を法的に認めるべきである。是か非か」
     固定プラン:少年法を改正し、61条を削除する
  3. 「日本はサマータイム制を導入すべし。是か非か」
  4. 「日本は首相公選制を導入すべし。是か非か」
  5. 「日本は選挙の棄権に罰則をもうけるべし。是か非か」
      *「選挙の棄権」とは、投票しないことであり、白紙投票は含まない。
  6. 「日本は首都機能を移転すべし。是か非か」
      *「首都機能の移転」とは、東京以外の一か所に首都機能を移転することであり、分都、展都は含まない。肯定側はプランの中で移転先の場所を示すこと。
  7. 「日本はごみ収集を有料化すべきである。是か非か」
      *ごみ収集の有料化は、全国で行うものとする。ごみの量に応じて料金を徴収する。
  8. 「日本は積極的安楽死を法的に認めるべきである。是か非か」
      *「積極的安楽死」とは、薬物投与などの積極的行為による安楽死であり、単なる延命治療の中止を含まないものとする。
  9. 「日本は刑事裁判に陪審制を導入すべきである。是か非か」
      *「陪審制」とは被告人の有罪・無罪を陪審員が評決によって決める制度のことである。
  10. 「日本は死刑制度を廃止すべきである。是か非か」
  11. 「日本はすべての原子力発電を代替発電に切り替えるべきである。是か非か」
  12. 「日本は原子力発電所の新規建設を止めるべきである」
  13. 「日本は環境税を導入すべきである。是か非か」
  14. 「日本は道州制を導入すべきである。是か非か」
  15. 「日本は遺伝子組み換え食品の販売を禁止すべきである。是か非か」
  16. 「日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か」
      *有料化とは一回の利用につき定額の支払いを義務づけることとする。
  17. 「日本はレジ袋税を導入すべきである。是か非か」
      *客はレジ袋を1枚渡されるごとに5円を支払い、店は所在する市区町村に納入するものとする。納められた税金は市区町村の環境対策費にあてる。
  18. 「日本は炭素税を導入すべきである。是か非か」  
      *炭素税とは化石燃料の輸入及び製造にかける税とする。
      *税額は炭素1トンあたり一定額とする。
      *すべての業種を対象とし、例外は認めない。
  19. 「日本は小売店の深夜営業を禁止すべきである。是か非か」
      *ここでいう小売店とは、商品を消費者に売る有人の店舗とする。ただし、飲食店、ガソリンスタンドは除く。
      * 深夜営業とは、午後10時から午前5時までの販売・配送とする。
  20. 「日本は18歳以上の国民に選挙権・被選挙権を認めるべきである。是か非か」
      * 公職選挙法で定めるすべての選挙を対象とする。 
  21. 「日本は労働者派遣を禁止すべきである。是か非か」
  22. 「日本は完全学校週5日制を廃止すべきである。」*土曜日も授業する。
  23. 「日本は代理出産を認めるべきである。」
  24. 「日本は夫婦別姓制度を導入すべきである。」    
  25. 「日本は医師にガン告知を義務づけるべきである」
  26. 「日本政府は、全ての男性の正規労働者に、その子どものために育児休業を取得することを義務付けるべきである。」

 いざディベートをしなくてはならない、という高校生320名が、この26論題案から何を選ぶのか?ものすごくわくわくして待っていました。
 8クラス×2論題ずつで選ばれた論題が、下記のものです。(カッコ内の数字が、それを選んだクラス数です。)

  • 日本はレジ袋税を導入すべきである。(5)
    *客はレジ袋を1枚渡されるごとに5円を支払い、店は所在する市区町村に納入するものとする。納められた税金は市区町村の環境対策費にあてる。
  • 日本は積極的安楽死を法的に認めるべきである。(3)
    *「積極的安楽死」とは、薬物投与などの積極的行為による安楽死であり、単なる延命治療の中止を含まないものとする。
  • 日本は少年犯罪の加害者の実名報道を法的に認めるべきである。(2)
    固定プラン:少年法を改正し、61条を削除する
  • 日本は医師にガン告知を義務づけるべきである。(2)
  • 日本は完全学校週五日制を廃止すべきである。(1)
    *土曜日も授業を行う
  • 日本は死刑制度を廃止すべきである。(1)
  • 日本は小売店の深夜営業を禁止すべきである。(1)
    *ここでいう小売店とは、商品を消費者に売る有人の店舗とする。ただし、飲食店、ガソリンスタンドは除く。
    * 深夜営業とは、午後10時から午前5時までの販売・配送とする。
  • 日本は夫婦別姓制度を導入すべきである(1)

 内容的には難しめな論題にも果敢に挑戦する高校生パワーが感じられるチョイスですよね!
 そして「はい、08年【共通論題】を選んでくれてありがとう!」と、ちょっと喜んだ僕でした!

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 そこで、こちらをご覧のディベート関係者にお願いです。

 宮城野高校をサポートした時と同様に、選ばれた論題に関するリンク集を作成し、生徒たちの調べ学習に寄与できれば、と思っております。

 【 こちら 】です。

 特にディベート甲子園論題であれば、皆さんも「このネット資料が…ムフフ」というのがきっとありますよね!それを是非、登録して下さいm(__)m(過去の論題ですので、OKですよね?)

 また「ガンの告知」と「夫婦別姓」は、ディベート甲子園で扱われていないので、僕の方ではちょっとリサーチ不足です。心ある方のご協力があれば幸いです。

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 宮城野高校、盛岡三高と続いたので、「総合的な学習の時間を用いてディベートに取り組んでもらう」というニーズは、結構あるんじゃないかと思うわけです。また、私達が知らないだけで、実は「生徒たちにディベートに取り組んでもらうにはどうしたらいいのだろう?」と、いざ担当を引き受けていて困っている先生もいらっしゃると思うのです。

 そういった先生方に、「こういう手順で行えばある程度うまくディベートに取り組めますよ」と、ワークシート等を提供できれば、ディベートの普及に繋がりそうな予感がしております。(総合的な学習が導入されてから、もう何年も経っているのに、と思いますが…)

 ということで、《“総学”ディベートのサポート》情報の取りまとめに、俄然やる気が出てきたところでした!

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2008.09.15

論題発表後の最初の一歩は?

 08【共通論題】が公開されたのは、先週の土曜日の午後6時近くでした。
 その前日の金曜日に、うちの部員へ「論題が発表されたら何をどのような手順で進めるのか、まとめておきなさい」と指示をしました。

 うちの部長が、4つ挙げたそうです。

  • 予想されるメリット・デメリットを挙げる
  • リンクマップを作成する
  • 簡単な立論を作成する
  • 予備知識の確認

 さて皆さん、この4つを、どのような順番で行うべきだと思いますか?
  そして、その順番に行う根拠は?

 また、ほかの学校さんは、たとえばディベート甲子園の論題が発表された後、具体的に何をどのように取り組み始めますか?

 もう一人、ラバーズのS君が、3つほど挙げてくれているのですが、これは次回にご紹介します(^^)

 明日の部活動から仕掛けていきたいと思っておりますcoldsweats01

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顧問としてのディベート指導のあり方を模索

 本校ディベート部の高3で、ディベートラバーズのメンバーだったO君が、非常に重要な指摘をした。

ディベートは結局、自分で行動しないと、上手にならない
自分の中で『これで大丈夫』とゴールを作ってしまうと、実は及第点に至らない。なぜならディベートとは、答えのないオープンエンドなものなので、自分で作ったゴールは、成長の可能性を自ら切ることにほかならない
「自分の成長を止めているメンバーは、結局力量不足に陥る
 そしてディベートにおいて全国でも勝とうとすると、力不足のメンバーを他のメンバーが補うことはできず、結局は、力不足のメンバーがチームのディベート力を下げる

「では、部活で力量不足に陥るメンバーをどう指導するか?2つ道がある。

 1:ノルマを課して訓練する
 2:自主性に任せる。

1は、部活としてはつまらなくなるが、効果はある。
2は、部活としては楽しいが、いつ効果が出るのか分からない(現状の本校ディベート部)
しかも2の状態では、例えば大会に出ても、負ける。その時に『お前に非があるから負けた』と分かってもらうことになる。そこで気がついてもらえるかどうか、だが。」

「僕としては、部活は楽しい方がいい、けど、みんなのディベートのスキルが上がらなければ、全国では勝てない。そこをどうしたらいいかと思うのだけれども、来年の論題が発表されるまでは、放任するしかないのではないか?」

先輩達が僕達にどのように接していたのか、何度か話をしたりしたが、ここにきてよくやく分かってきた。

先生って微妙な立場ですよね。放っておいても結果が出ないので、指導する。でも、指導しても真の力にならない。」

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 とまあ、言葉は多少違うかもしれませんが、上記のようなことを言うのです。

 このように考えるにいたったのは、彼自身、関東圏の大学のAO入試を受ける際に書く「高校時代で得たもの」という中で、ディベート部の活動から何を得たか、というのを、客観的に振り返ったからだと言う。

 うん、彼らもまた、「ディベート甲子園」を引退してから、何かを掴んだのかな、と思いました。前部長も、そうでした。
 どうして全国大会の前に気付かないんだろうか?
 いや、こういうことは、引退して初めて、選手の立場を退いて初めて、理解できる領域なのかもしれない。

 また、本校OBも同様のことを考え、煮え切らない気持ちでいるようだ。
 演劇主義は確かに間違いだ。
 では、OBOGは何ができる?
 後輩たちの議論の誤りに気が付き、実状についてアドバイスするだけか?
 それだけでは、後輩は勝てない。なぜなら「ディベートは結局、自分で行動しないと、上手にならない」からだ。
 先輩も、引退したての後輩も、結局同じ境地に至る

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 僕が今年何をしたかと言うと「現状維持では勝てないのだよ」ということを繰り返し言ったことです。
 「今やらないことに根拠とか見通しがある?残り期間に何をすべきか考えて、それで遊んだりしてもいいという結論ならいいけど、そうでないのなら、まずみんなで話し合いをして、それぞれのやるべきことを確認して、その上で早く帰る生徒を返したり、残りの時間で遊んだりしなさい。でないと、昨年同様に負けるんだよ。僕らにとって現状維持=昨年同様の地区予選敗退だからね。」と、何度も言いました。

 その上で、新入部員に手伝ってもらって、資料の整理等、事務的なことを進めました。
 あくまでディベートの内容に関しては、選手自身に考えてもらうしかない=「ディベートは結局、自分で行動しないと、上手にならない」からです。

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 08【共通論題】が発表されて、この論題に取り組むことにより、現役部員たちのスキルを高めることが必要となります。

 「ディベートなんて一度やめちまった方がいいよ。日本語を正しく使うこと自体ができていない。相手の議論も、証拠資料で言っていることも、正しく理解できないんだし、自分の考えも言葉にして伝えることだってできていない。ここは日本語を正しく使うことから鍛え直した方がいい。そのためには【共通論題】の策定は、訓練に目を向けるのを妨げるだけだ」という方がいます。
 それは一理あると思います。
 が、その方とも「でもそれでは、ディベートの普及には繋がらない」という点では一致しています。
 例えば野球やサッカーをするのに「はい、ランニングと球拾いから」というようなもので…ランニングと球拾いが好きだから野球・サッカー・テニスをする、という生徒はあまり多くはないと思います

 ディベートは結局、ディベートをするところが楽しいのだと思います。
 これは、教室ディベートの普及を試みる場に何度も立ち会ったことのある方々にとっては自明のことだと思われます。

 そうすると、部の顧問としては、スキルが低く、それによるデメリットに自覚していない生徒にいかにアプローチをするか、ということが、永遠の課題、となります。

 繰り返しますが、O君の言った「1:ノルマを課す」は、部員の多い部活などでありがちかもしれません(リサーチの分担、など)
 他に何か、ディベート部をうまく運営するために「みんなでやると決めていること」がありましたら、是非教えて下さい。

 「2:自主性に任せる」で有名なのは、池田先生の放牧主義ですよね。
 これは、結果が出るとは限らないところが玉に瑕です。特に「自分で『ゴール』を設定する生徒がいて、メンバー全体の力を衰えさせていたり、それに顧問が気づかずに適切な指導がてきない場合などは、結局地区予選どまりでしょう。(特に東北地区は、その程度の力ではもう、地区予選突破は無理…)

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 で、結局僕はどうしようと考えているかというと、
 「08【共通論題】を用いて、生徒と一緒にディベートをする」ということです。

 個人個人の自覚を促すには、個人個人でディベートに取り組んでもらい、何が良くて、何が悪いのかを、経験として実感してもらう必要があります。
 個人戦を中心とした取り組みを、12月の東北ディベート交流研修会まで続けたいと思います。

 なお、そもそもディベートについて理解が足りず、何をどうしたら良いのか分からない部員が登場すると思いますので、その生徒達には適切なテキストを渡し、「ほら、その点に関してはそう言われているんだよ」というような形で、ディベートへの理解を促したいと思います。それは、生徒の自主性を促す前段階として、指導してもいい領域だと思います。

 そしてやっぱり、自分自身のディベートスキルが、最近衰えていると思われますので、まず、自分が真剣にディベートに取り組むことが大切だと思います。
 「指導者も一緒にディベートすべし」とは、以前から言われていることです。

 あと一つ、やっぱりディベートは、実際にすることの方が楽しいと思うので、「やっぱりディベートって、やる方が楽しいなぁ」と感じられる自分も大切にしたいと思います。

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